サポートチームによっては、チケットを削除しない方針を採っている場合もあります。そのようなサポートチームでは、ワークフローに従ってチケットを最後まで処理してから、チケットを終了しています。しかし、必要な場合にはチケットを削除することもできます。削除されたチケットは「削除済チケット」ビューに移動します。このビューで、削除済みチケットを復元したり、完全に削除したりできます。削除されたチケットは、30日後に完全に削除され「削除済チケット」ビューからも削除されます。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
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チケットを削除する
必要な場合には、チケットを削除できます。削除されたチケットは「削除済チケット」ビューに移動し、30日間保管されます。このビューで、削除済みチケットを復元したり、完全に削除したりできます。
また、複数のチケットを一度に削除できます。詳細については、「チケットを一括で削除する」を参照してください。
チケットを削除するには
- 削除するチケットを開きます。
- 右上にあるチケットのオプションの矢印メニューをクリックし、「削除」を選択します。
Zendeskエージェントワークスペース(左)と標準エージェントインターフェイス(右)では、チケットのオプションメニューの表示が若干異なります。
チケットを削除してよいか確認を求めるメッセージが表示されます。
- 「OK」をクリックして、チケットの削除を確定します。
チケットは「削除済チケット」ビューに移動し、30日後に完全に削除されます。
チケットの削除を元に戻す
チケットを削除する場合、必要に応じて削除操作を元に戻し、チケットをすばやく回復させることができます。
- チケット削除のメッセージ内で、「元に戻す」をクリックします。
このメッセージは数秒間しか表示されません。時間内にメッセージ内の「元に戻す」をクリックできなかった場合、削除したチケットを「削除済チケット」ビューから復元することができます(「削除済みチケットを復元する」を参照)。
チケットを完全に削除する
削除したチケットは「削除済チケット」ビューに30日間表示されます。その期間が過ぎると、ビューから自動で完全削除されます。
チケットが削除される前に、アーカイブ済み状態になった場合(解決済みとしてマークされてから120日以上経過した場合)、そのチケットは削除済みチケットビューに表示されません。デフォルトでは、アーカイブ済みチケットはビューに表示されません。
期限前に完全に削除したい場合、手動で削除することもできます。手動で削除したチケットは「削除済チケット」ビューから消去され、回復できなくなります。
- レポーティングの概要:削除されたチケットはレポートの概要から除外されません。完全に削除されたチケットのチケットIDはレコードとして保管されますが、完全に削除されたチケットのそれ以外の情報やチケットフィールドは一切保管されません。
- Explore:削除されたチケットは、デフォルトで大半のExploreレポートから除外されます。チケット削除イベントに関するレポートを作成したい場合は、「アクティビティ」>「削除」メトリックを使用して、「更新履歴」データセットにレポートを作成します。削除されたチケットのSLAデータもSLAデータセットに保持されます。
チケットを完全に削除するには
- 完全に削除するチケットを選択します。
ツールバーがリストの下部に表示されます。
- 「完全に削除」をクリックします。
- 選択したチケットの完全な削除を確定します。完全に削除したチケットは回復できません。チケットに関連する添付ファイルもすべて削除されます。メモ:チケットを完全に削除すると、レコードは残りますが、ユーザーが投稿したコンテンツはすべて消去されます。その結果、削除されたチケットの消去されたバージョンは、チケットレコードがまだ存在するため、Incremental Ticket Export APIの結果にまだ表示されます。詳しくは開発者向けドキュメントの「Excluding deleted tickets」を参照してください。