管理者は、エージェントによるチケットの削除を許可できます。エージェントによるチケットの削除を可能にした場合、さらに、削除したチケットをエージェントが閲覧および復元できるようにするかどうかを選択できます。
削除されたチケットを削除および回復する権限をエージェントに付与する方法は、Zendeskのプランに応じて異なります。
- Enterpriseプランではない場合、権限はすべてのエージェントに対してて包括的に付与されます。詳しくは「エージェントによるチケットの削除と復元を有効にする」を参照してください。
- Enterpriseプランの場合、チケットの削除と復元の権限をすべてのエージェントに対して包括的に設定することはできません。エージェントの権限は、エージェントのカスタムロールによって決まります。詳しくは「カスタムロールの作成とエージェントの割り当て」を参照してください。
メモ:エージェントが一時停止チケットビューにアクセスする権限を持っている場合、チケットの削除が有効になっていない場合でも、そのビューに含まれるチケットを削除できます。
エージェントによるチケットの削除と復元を有効にする
次のプランのいずれかを使用している場合、チケットの削除および復元の権限はすべてのエージェントに対して包括的に設定されます。
- Suite Team、Suite Growth、Suite Professional
- Support Team、Support Professional
Enterpriseプランを使用している場合、カスタムロールを使用して、チケットの削除および復元の権限をエージェントに付与します。
エージェントによるチケットの削除と復元を有効にするには
- 管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「エージェントインターフェイス」を選択します。
- 「チケットの削除」セクションで、「エージェントによるチケットの削除とコンテンツの編集が可能」を選択します。
アカウントでZendeskエージェントワークスペースをアクティブにしている場合、この設定により、エージェントがチケットのコンテンツを墨消しすることも可能になります。
このオプションを有効にすると、「削除されたチケットがエージェントに表示されるようにする」がデフォルトで有効になります。
- チケットの削除ビューで、削除されたチケットをエージェントが表示したり復元することができないように制限する場合は、「削除されたチケットがエージェントに表示されるようにする」の選択を解除します。
それ以外の場合は、オプションが選択されたままにします。
- 「保存」をクリックします。