検証済みのAI要約◀▼
チケットのアーカイブ機能では、チケットが「終了」ステータスになってから120日経過すると自動的にアーカイブされ、ビューの読み込み時間が短縮されます。アーカイブ済みチケットにはバナーが表示され、検索、直接URL、またはユーザープロフィールからアクセスできます。ただし、アーカイブ済みチケットは、ビュー、ルール、カスタマーの行動履歴での操作には含まれませんレポート作成、データのエクスポート、API利用のためには引き続きアクセス可能です。
特に、終了後長期間経過した多数のチケットがある場合、アーカイブによってビューの読み込み速度が大幅に向上します。通常、チケットのステータスが「終了」に変更されてから120日が経過すると、Zendeskによって自動的にアーカイブされます。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
チケットのアーカイブについて
アーカイブ済みのチケットには、チケットの上部に「これはアーカイブ済みチケットです」というバナーが表示されます。
アーカイブ済みチケットだけを表示するビューや専用の検索フィルターはありません。しかし、アーカイブの条件を満たすチケットを検索することができます。通常、それらのチケットは「終了」ステータスにあるか、「終了」ステータスになってから120日間以上経過しています。例:type:ticket status:closed
updated<2023-03-31
注意事項:
- チケットボリュームが非常に多いアカウントについては、チケットが「終了」ステータスになってから120日経過していない場合でも自動的にアーカイブされることがあります。
- 以下のいずれかに当てはまる場合、チケットは自動的にアーカイブされません。
- チケットに10,000個以上のイベントが含まれている。
- チケットの関連レコード(チケットイベント、フィールドの入力、監査、およびチケットメトリックイベントを含む)が2MBを超えている。
- アーカイブ済みチケットは、ユーザー情報アプリに含まれません。
- アーカイブ済みチケットは、ルックアップリレーションシップフィールドの関連レコードリストには含まれません。
- Zendeskのサンドボックス環境では、終了済みチケットは3日後に自動的にアーカイブされます。
アーカイブ済みチケットにできる処理
アーカイブ済みチケットに対しても、引き続きアクセスしたり、操作したりできます。アーカイブ済みチケットに実行できる操作について、以下の表に説明します。
機能 | 詳細 | 可能かどうか |
---|---|---|
直接アクセス | URLを指定して、チケットに直接アクセスします(例:https://yoursubdomain .zendesk.com/agent/#/tickets/37)。 | ○ |
検索 | チケットを検索し、検索結果からチケットにアクセスします。 | ○ |
ユーザープロフィール | ユーザーに関連付けられたチケットのリストを表示します(例:割り当てられたチケット、CCされたチケット)。 | ○ |
Exploreのレポーティング | Zendesk Exploreのリソース | ○ |
グループプロフィール | グループに関連付けられたチケットのリストを表示します。 | ○ |
組織プロフィール | 組織に関連付けられたチケットのリストを表示します。 | ○ |
インクリメンタルエクスポート | どのチケットが最近更新されたかを詳述するAPIエンドポイントを使用します。 | ○ |
マイアクティビティ | 自分のリクエストに関連付けられたチケットのリストを表示します。アーカイブ済みのチケットは、「マイアクティビティ」で「解決済み」というラベルが付きます。 | ○ |
ビュー | フィルタリングされたチケットのリストの作成に使用されます。アーカイブ済みチケットはこれらのリストには含まれません。 | × |
ルール | トリガと自動化により、チケットに実行する処理を自動化できます。ルールは、アーカイブ済みチケットに対しては実行できません。 | × |
API | Count Tickets、Listing Tickets、Listing Ticket Metrics、Ticket Skips、およびListing Ticket Auditsを除くすべてのチケットAPIエンドポイントは、アーカイブ済みチケットを返します。 | ○ |
カスタマーの行動履歴 | リクエスタおよびそのチケットに関する情報を収集するために使用します。アーカイブ済みチケットは、カスタマーの行動履歴パネルの「インタラクション」には表示されません。「チケットにカスタマーの行動履歴を表示する方法」を参照してください。 | × |
データのエクスポート | データの完全なエクスポートです。「JSON、CSV、XMLファイルへのデータのエクスポート」を参照してください。 | ○ |