要約:◀▼
CSVファイルを使用すると、複数の組織を一括でインポートまたは更新できるため、個別に追加する場合に比べて時間を節約できます。CSVファイルは、特定の書式ルールとサイズ制限に従う必要があり、インポートを実行するには管理者権限が必要です。このプロセスでは、組織の基本情報とカスタムフィールドに対応しています。ただし、インポート順序は保証されず、1つのファイル内で重複エントリは使用できないなどの制限があります。インポート履歴ログで進捗状況を確認できます。
組織を1つずつ追加するのではなく、CSV(カンマ区切り値)ファイルをインポートすることで、複数の組織を一度に一括で追加できます。一括インポートを使用して、組織の追加や組織の更新ができます。組織を一括インポートできるのは管理者だけです。複数のユーザーと複数のカスタムオブジェクトレコードを一度に追加または更新することもできます。
組織の一括インポートは元に戻せません。すべての組織の情報を含むCSVファイルをインポートする場合は、まず、1つの組織レコードを使用して同じCSVファイルのアップロードを試してみて、アップロードが意図したとおりに動作することを確認してください。
データインポーターでの一括インポート時の制限事項
ユーザーと組織に関する主要なデータセットをインポートできます。後述の表にないデータをインポートするには、代わりにZendesk REST APIを使用する必要があります。詳しくは「Importing users with the Zendesk API(Zendesk APIを使用したユーザーのインポート)」を参照してください。
- データインポーターを使用する場合、インポートCSVファイルのサイズは1GBを超えることはできません。最大500,000行を推奨します。つまり、1行のヘッダーと最大499,999行のデータです。さらに、各行のサイズは128 KBを超えることはできません。
- インポートCSVファイルに含める列は、最大で200列です。
- インポートCSVファイルでは、行のインポート順序は保証されません。
- CSVファイル内に同じユーザーや組織のデータを重複して含めないでください。インポートに失敗する可能性があります。
- CSVファイルに表示された順序でレコードが作成または更新される保証はありません。
- 一度にインポートできるCSVファイルは1つだけです。そのため、CSVファイルでサポートされている最大行数を超えるデータがある場合は、バッチごとに別々のファイルを作成し、順次インポートする必要があります。データインポーターを使用していない場合は、最大2つのバッチがキューに入れられ、バックグラウンドで実行されます。2つ以上のバッチをインポートしたい場合は、最初のバッチのインポートが完了するまで待ってから追加する必要があります。
- FacebookまたはX(旧Twitter)アカウントからの連絡先情報のインポートに、一括インポートを使用することはできません。代わりに、Zendesk REST APIを使用してください。詳しくは「Importing users with the Zendesk API(Zendesk APIを使用したユーザーのインポート)」を参照してください。
CSVファイルの組織データを作成する
組織を一括インポートする場合、CSV形式の組織データファイルを使用します。このセクションでは、CSVデータファイルの設定方法について説明します。
- このファイルは、適切なCSV形式であること、UTF-8エンコーディングを使用して保存されていることが必要です。
- CSVファイルの最初の行はヘッダー行です。
- ヘッダー行には、以下の表内の必須フィールドを必ず含めます。さらに、必須フィールド以外のフィールドも任意に選んで追加することができます。
- ヘッダー行では、インポート方法に応じて、domain_namesまたはdefaultのいずれかを使用します。これらを一緒に使うことはできません。
- データをインポートしないフィールドがある場合は、そのフィールドをヘッダー行に含めないでください。
- ファイル内に空のデータ列があると、組織の既存のデータが、空のデータで上書きされます。
- notes欄または複数行のカスタムフィールドに改行を追加するには、Alt + Enterキーを押すか(Windowsの場合)、Ctrl + Option + Returnキーを押します(macOSの場合)。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| name | 必須入力。組織の名前。 |
| external_id | オプションだが推奨。将来データインポーターを使用してこれらのレコードを更新する場合に必要です。外部システムの従業員ID番号や顧客ID番号など、一意に識別される値。 |
| notes | 組織に関するメモ。メモを見ることができるのはエージェントだけです。エンドユーザーの画面には表示されません。 |
| details | 住所など、組織に関する詳しい情報。この情報を見ることができるのはエージェントだけです。エンドユーザーの画面には表示されません。データインポーターを使用する際に、このフィールドをデフォルトのヘッダーの代わりに使用します。 |
| domain_names | ユーザーマッピングに使用する組織のドメイン名。1つの組織に複数のドメイン名を指定する場合は、パイプ記号(|)で区切ってください。 |
| group_id | 組織のデフォルトグループを指定します。「グループを組織にマッピングする」を参照してください。 |
| tags | Zendesk Supportでユーザーと組織のタグ付けが有効になっている場合、組織にタグを設定できます。複数のタグはパイプ記号( | )で区切ります。 組織を一括インポートすると、既存の組織タグがCSVファイル内のタグで上書きされます。これを避けるには、Tag APIを使用してタグを更新する方法があります。 |
| organization_fields.<フィールドキー> | 組織の一括インポートを実行する場合、「organization_fields.」という接頭辞に続いてフィールドキーを指定することで、カスタム組織フィールドをインポートできます。 たとえば、subscription_dateというフィールドキーのフィールド値をインポートするには、次のように指定します。 organization_fields.subscription_date 組織フィールドのフィールドキーを確認するには、「カスタムフィールドのフィールドキーまたはフィールドIDを見つける方法」を参照してください。 フィールド値の形式が正しくない場合、インポートは失敗し、インポート履歴ログにエラーの詳細が表示されます。カスタム日付フィールドには、YY/MM/DDまたはYYYY-MM-DDの形式を使用してください。チェックボックスフィールドでは、TrueまたはFalseのいずれかを使用します。ドロップダウンフィールドの値を設定するには、ドロップダウンリストの作成時に追加したタグを使用します。
メモ:「データインポーター」ページで組織をインポートする場合、ルックアップリレーションシップフィールドはサポートされません。
詳しくは「組織プロフィールへのカスタムフィールドの追加」を参照してください。 |
データインポーターを使用して組織をインポートする
データインポーターを使用してCSVファイルをインポートし、新しい組織の作成や既存の組織の更新を行ったり、「データインポーター」ページを使用してすべてのインポート試行のログを取得することができます。
インポート操作がキューに追加され、組織は、インポート処理が完了したときにZendesk Supportに追加されます。この処理は、ファイルごとに1時間ほどかかりますが、ファイルサイズやキューサイズによって異なります。
- 管理センターで、サイドバーの「
オブジェクトとルール」をクリックし、「ツール」>「データインポーター」を選択します。 - 「インポート」をクリックします。
- 「保存先のターゲット」で、「組織」を選択します。
- 「インポートオプション」で、次のいずれかを選択します。
- レコードの作成のみ:新しい組織のみが作成されます。CSVファイル内の既存の組織に関するデータは無視されます。
- レコードの更新のみ:CSVファイルにリストされている既存の組織のデータを置き換えます。組織を更新するにはexternal_idが必要です。新しい組織に関するデータはすべて無視されます。
- レコードの作成および更新:新しい組織を作成し、CSVファイルにリストされている既存の組織のデータを更新します。
- 「ファイルのアップロード」で、ファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックしてアップロードし、ファイルブラウザからCSVファイルを選択します。
選択したファイルを変更する必要がある場合は、ファイル名の横にある削除アイコン(
)をクリックします。 - 「次へ」をクリックします。
- 「フィールドのマッピング」リストを確認します。
- フィールドマッピングが正しければ、「次へ」をクリックします。
- フィールドマッピングが正しくない場合は、「戻る」をクリックします。フォーマット要件に準拠するようにCSVファイルを編集し、ファイルを再アップロードします。
- 確認ダイアログでインポートの詳細の概要を確認し、「インポートを開始する」をクリックします。
インポートが開始された後は、インポートされた変更を元に戻すことはできません。インポートのステータスを確認するには、インポート履歴を確認してください。