この記事では、対応したグループ・チャネル別にチケット数を集計し対応率をグラフ化する手順をご紹介します。
どのグループでどのような案件をどれ位対応しているかを数値化することが出来ます。
レポート作成の流れ
レポートの作成は、以下のような手順となります。
- ダッシュボードの作成 - 詳細についてはこちら
- カスタムMetricを作成
- レポートの作成
- ダッシュボードへの配置
レポート作成方法
・インサイトにアクセスする
・カスタムMetricを作成する
今回のレポートではグループごとのチケット対応率を%表示するためカスタムの計算式を作成します。(カスタムMetricの作成)
GoodDataにアクセス
今回の様にカスタムの計算式を作成する場合はGoodData側での作業が発生します。
GoodDataにアクセスしたら、Manageをクリックします
Manageでは、インサイトのレポートに使われているMetrics等の編集が行えます。
Metricsをクリックし、Create Metricを選択
今回作成するレポートでは、各グループがチケット数に対しどれ位の割合対応数をこなしたか確認するため、グループ内のチケット数 ÷ チケット数 を計算します。
はじめに
SELECT # Tickets Created WHERE Ticket Group = グループ名
という計算式を作ります。*コピーペーストでは機能しません。
デモの画像の様に、画面右側のオプションから対応する項目を選択してください。
この作業で対象グループのチケット数を集計するための計算式が出来ました。
この作業をグループ分繰り返します。
(Manageから既存の計算式をコピーして編集することも可能です。)
つぎに
上の項目で作成したMetricを使って、全体のチケット数と割るための別のMetricを作成します。
Metricsをクリックし、Create Metricを選択
同じ要領で、カスタムMetricを作成します。
ここでは
SELECT 上で作成したMetric名 / # Tickets Created
というMetricを作成します。
%表示出来るように、Metric Formatに%を追加します。
これで、対応率を図るためのカスタムMetricが完成しました。
この作業もグループ分繰り返します。
先に紹介しているManageから対象のMetricをコピー(Duplicate)することで、作業を簡略化することも可能です。
レポートに完成したMetricを使用する
・任意のダッシュボードに移動し、編集を開始する
ペンアイコンをクリックする
Reportをクリックし、New Reportをクリックする
・レポートにしたいデータを選択する
Whatにて抽出したい数字を選択します。
・# Tickets Created(作成されたチケット総数)を選択
--
・今回作成したチケット数を出すためのMetric (サンプルでは"チケット数(サポート)")
・今回作成した割合(%)を出すためのMetric(サンプルでは"チケット数サポートグループ%")
を選択します。ここでも対象となるグループ分全て選択します。
HowではWhatで選択したデータをどのようにブレークダウンするか選択します。
今回は、チャネルごとに件数をブレークダウンします。
・Date (Ticket Created) (チケット作成日)
・Ticket Via (チャネル)
をHowから選択します。選択が終了したらDoneをクリックし、レポートを作成しましょう。
出来上がったレポートを見やすい形に並び替えるには、各項目をドラッグアンドドロップします。
レポートに名前を付けてCreateをクリックし、保存します。
なお、管理者が複数いて、レポートを共有したいという場合はVisible to all usersをチェックしてください。
レポートをダッシュボードに配置する
ダッシュボードに配置されたレポートのサイズを調整しましょう。
最後にダッシュボードをSaveして、レポートの作成は完了です。
以上でレポートの作成は終了です。是非ご活用ください。
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