検証済みのAI要約◀▼
ルックアップリレーションシップフィールドを使用すると、チケット、ユーザー、組織、カスタムオブジェクト間の関係を作成できます。これらのフィールドを使用すると、関連付けの定義、フィルターオプションの設定、関連レコードの表示を行えます。これらのフィールドはトリガやビューで利用でき、関連付けに基づいてアクションを自動化するのに役立ちます。ニーズに合わせてフィールドをカスタマイズできるほか、高度なデータ取得にはAPIを使用できます。
ルックアップリレーションシップフィールドは、チケット、ユーザー、組織、およびカスタムオブジェクトの間のリレーションシップを確立するために使用できるカスタムフィールドです。さらに、ルックアップリレーションシップフィールドを使用することで、カスタムオブジェクトとZendeskナレッジベースの記事やブランドとの関連性を定義できます。
ルックアップリレーションシップフィールドを追加する
- Suite TeamおよびGrowthプラン:1つのオブジェクトにつき最大5個のルックアップリレーションフィールドを作成可能。
- Suite Professional以上のプラン:1つのオブジェクトにつき最大10個のルックアップリレーションフィールドを作成可能。
ルックアップリレーションシップフィールドを作成するには
- まず、ユーザー、組織、チケット、またはカスタムオブジェクトにカスタムフィールドを追加し、カスタムフィールドのタイプとして「ルックアップリレーション」を選択します。詳細については、後述の以下の各セクションを参照してください。
- チケットとチケットフォームへのカスタムチケットフィールドの追加
- ユーザープロフィールへのカスタムフィールドの追加
- 組織プロフィールへのカスタムフィールドの追加
- カスタムフィールドでカスタムオブジェクトのスキーマを定義する
以下に例を示します。
- 手順1からリンクされている記事を参考にして、「表示名」、「フィールドキー」、「説明」を設定します。
- ルックアップリレーションシップフィールドにリストアップする関連オブジェクトを選択します。
関連オブジェクトは、チケット、ユーザー、組織、または別のカスタムオブジェクト名にできます。カスタムオブジェクトでは、関連オブジェクトとして記事やブランドも指定できます。たとえば、関連オブジェクトとして「ユーザー」を選択すると、ルックアップリレーションシップフィールドにはZendeskユーザーのリストが表示されます。
- (オプション)「フィルターを追加」をクリックして、1つまたは複数のフィルターを定義し、フィールドに表示されるオプションの数を減らします。フィルターとして使用できるタグやカスタムフィールドの数に制限はありません。詳しくは「フィールドのオプションをフィルターする」を参照してください。メモ:カスタムオブジェクトのルックアップリレーションシップフィールドで、関連オブジェクトが記事の場合は、フィルター機能は使用できません。
- 「保存」をクリックします。
フィールドのオプションをフィルターする
お使いのアカウントには、何千、何百万件ものチケット、ユーザー、組織、およびカスタムオブジェクトのレコードがあるかもしれません。ほとんどの場合、ルックアップリレーションフィールドのオプションとして使用するには、プリセットのレコードのサブセットが必要になります。たとえば、アカウントマネージャーであるユーザーのみをリストアップしたいとします。
標準オブジェクトを参照するすべてのルックアップリレーションフィールドで、タグによって関連オブジェクトのレコードをフィルタリングすることができます。たとえば、アカウントマネージャーであるユーザーのみをリストアップするには、アカウントマネージャーのユーザープロフィールに「アカウントマネージャー」タグを追加し、ルックアップリレーションシップフィールドに対して「 Tags | Contain at least one of the following
| account_manager 」というフィルター条件を定義します。これはカスタムオブジェクトを参照するルックアップフィールドでは不可能です。
- チケットを参照するルックアップフィールドには、「ステータス」、「タイプ」、「優先度」、「担当者」、「リクエスタ」、「フォーム」、「組織」、「チャネル」などの追加のデフォルトフィルターがあります。
- ユーザーを参照するルックアップフィールドでは、追加のロールフィルターを使用できます。
- 他のカスタムオブジェクトを参照するチケットルックアップリレーションシップフィールドでは、チケットの現在のユーザー、担当者、リクエスタ、および組織に基づく追加のフィルターを使用して、ルックアップフィールド内で選択可能なオブジェクトレコードを動的に制限できます。
ルックアップリレーションシップフィールドは、関連オブジェクトに追加された他のカスタムフィールドによるフィルタリングもサポートしています。たとえば、ユーザープロフィールに「セキュリティクリアランス」というカスタムチェックボックスフィールドを追加していた場合、ルックアップリレーションシップフィールドを追加したときに、「セキュリティクリアランス」フィールドがフィルターオプションとして表示されます。このフィールドについて、"Security
Clearance | Is | Checked" というフィルター条件を定義できます。
さらに、ルックアップリレーションシップフィールドを、ソースオブジェクトのフィールド値と一致するかどうかを条件にフィルタリングできます。たとえば、チケットに「製品カテゴリ」というルックアップリレーションシップフィールドがあり、それが「製品」というカスタムオブジェクトを参照している場合、チケット側の「製品カテゴリ」フィールドの値と同じカテゴリ値を持つ製品レコードのみを表示するように絞り込むことができます。ソースオブジェクト内のいずれかのフィールドの値との一致に基づいてルックアップリレーションシップフィールドをフィルタリングする場合、ドロップダウンフィールドでは値ではなくタグが比較されます。
match 演算子および does not match 演算子を使ってルックアップフィールドの値をフィルタリングする場合、同じフィールドタイプ間でのみ比較できます。たとえば、2つのドロップダウンフィールド同士は比較できますが、ドロップダウンフィールドとマルチセレクトフィールドの値を比較することはできません。そのため、これらの演算子は、比較対象となるフィールドタイプが一致している場合にのみ使用できます。さらに、ルックアップフィールドは同じターゲットオブジェクトを持っている必要があります。たとえば、カスタムオブジェクトを対象とするチケット上のルックアップリレーションシップフィールドでは、チケットのブランドとカスタムオブジェクトレコードのブランドを照合することで、選択可能なカスタムオブジェクトレコードをフィルタリングできます。これは、比較対象となる両方のフィールドのターゲットオブジェクトが、いずれも「ブランド」だからです。
ルックアップリレーションシップフィールドを使用して通貨フィールドを持つオブジェクトに接続する場合、レコードの通貨フィールドの値について、指定した通貨および金額と等しい、上回る、または下回るという条件でフィルタリングできます。
フィルターは、いつでも変更することができます。フィルターを変更しても、ルックアップリレーションシップフィールド内で以前に選択された値には影響しません。
詳しくは「カスタムフィールドについて」および「トリガの条件文を作成する」を参照してください。
ルックアップリレーションシップを表示する
レコード間のリレーションシップを確立することは、複雑なデータモデルを構築するうえで重要です。しかし、Zendesk内でそれらのリレーションシップを確認し、操作することも重要です。各ユーザープロフィール、組織、カスタムオブジェクトのレコードには、関連レコードのリストが表示されます。チケットの場合、関連レコードはチケットフィールド内の値として表示されます。
リレーションシップフィールドをクリックすると、関連レコードの情報がSupportの新しいタブに表示されます。
ユーザーおよび組織に関連するレコードを表示する
Zendesk Supportのチームメンバー、エンドユーザー、組織の各プロフィールには、関連するすべてのソースオブジェクトを一覧表示する「リレーション」タブがあります。タブの情報は、ソースオブジェクトの種類(チケット、組織、ユーザー、またはカスタムオブジェクト)と特定のルックアップフィールドによってグループ化されています。
以下のチームメンバーのプロフィールの例では、チケットに「Driver」という名前のルックアップリレーションシップフィールドがあります。「Driver」フィールドでAnnie Porterが選択されると、そのチケットは、彼女のチームメンバープロフィールの「リレーション」タブに表示されます。これは、ソースオブジェクトのタイプ、チケット、およびルックアップフィールド名「Driver」によってグループ化されています。

「リレーション」タブは、ヘルプセンターのユーザープロフィールには表示されません。
チケットに関するレコードを表示する
チケット内で、ルックアップリレーションシップフィールドは、チケットフィールドパネルの他のフィールドのように表示されます。
組織、ユーザー、または他のチケットを参照しているルックアップフィールドの場合、フィールドをクリックすると、Supportの新しいタブにレコードが表示されます。ルックアップフィールドがカスタムオブジェクトを参照している場合、作業中のチケットを離れずに、コンテキストパネル内にレコードの情報を表示することができます。詳しくは「チケット内の関連オブジェクトレコードの操作」を参照してください。
カスタムオブジェクトに関連するレコードを表示する
ユーザーや組織と同様に、カスタムオブジェクトレコードの情報を表示すると、左側にオブジェクトのすべてのフィールドのすべての値が表示され、右側にソースオブジェクトのタイプでグループ化された関連レコードのリストが表示されます。
| アイコン | ソースオブジェクト |
|---|---|
| カスタムオブジェクト | |
| 組織 | |
| ユーザー | |
| チケット |
以下の例は、カスタムオブジェクトProjectのレコード256の詳細です。プロジェクト256の具体的な詳細に加えて、このプロジェクトは、Projectオブジェクトを参照する「Project Code」という名前のチケット(
)のルックアップリレーションシップフィールドを介して、3つのチケットに関連していることもわかります。

トリガおよびビューでルックアップリレーションシップフィールドを使用する
ルックアップリレーションシップフィールドは、トリガおよびビューを定義するのに役立ちます。
トリガやビューに条件を追加するとき、オプションのリストにルックアップリレーションシップフィールドも表示されます。次の例では、トリガの最初の条件は、「Support Manager」という名前のユーザールックアップリレーションシップフィールドです。このトリガは、Jennifer Hansonという名前のサポートマネージャーに関連付けられているチケットに対してのみ起動します。

ルックアップリレーションシップフィールドは、トリガのアクションでも使用することができます。次の例では、トリガの起動時にアクションが、「Company Organization」という名前の組織ルックアップリレーションシップフィールドの値を「Northwest Region」に設定します。

ルックアップフィールドで指定されたレコード名をトリガ条件やアクションで使用することに加えて、条件やアクション内で関連レコードのフィールドを参照することもできます。たとえば、「Software」というカスタムオブジェクトを参照する「Software requested」というチケットルックアップリレーションシップのフィールドがある場合、「Software requested」ルックアップフィールドを使用して、ルックアップフィールド内で選択されたレコードに対して条件やアクションを作成できます。つまり、レコードが存在するかしないか、レコード名が特定の値に設定されているかどうかなどの条件を設定できます。また、チケットに関連するレコード内で他のフィールドを参照することもできます。たとえば、チケットに関連するレコード内で「Approval required」チェックボックスが選択されているかどうかを確認できます。トリガでカスタムオブジェクトを参照するルックアップリレーションシップフィールドを使用する方法について詳しくは、「トリガでのカスタムオブジェクトの使用」を参照してください。
プレースホルダを使用して、ルックアップリレーションフィールドの参照レコードに関する情報を取得することもできます。これは、他のチケット、ユーザー(リクエスタ)、組織を参照するルックアップフィールドに当てはまります。IDは、ルックアップフィールドで指定されたユーザーにチケットを割り当てたり、ルックアップフィールドで指定されたユーザーのマネージャーに承認が必要であることを通知したりするなど、APIリクエストで使用できます。