Zendeskメッセージングで会話ボットを使用している場合、削除スケジュールを作成してボット単独の会話を削除することができます。
ボット単独の会話とは、エンドユーザーとボットの間でのみで行われる会話です。これらの会話はエージェントにエスカレーションされることがないため、チケットが作成されることはありません。一般データ保護規則(GDPR)に概説されている規則を確実に遵守するために、管理者とカスタムロールのエージェントは、管理センターで設定したスケジュールに基づく削除スケジュールを使用して、非アクティブなボット単独の会話を削除することができます。アクティブにした1つの削除スケジュールで、30日後にボット単独の会話を削除する方法をお勧めします。
いずれかの時点で会話がエージェントにエスカレーションされた場合、管理者は「エンドユーザーの削除」で説明したプロセスに従うことができます。
重要:削除したボット単独の会話は復元できません。削除スケジュールをアクティブにする際はご注意ください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
ボット会話の削除スケジュールのを作成する
削除スケジュールは10個まで作成できますが、アクティブにできるスケジュールは1つだけです。
ボット会話の削除スケジュールを作成するには
- 管理センターで、サイドバーの「 アカウント」をクリックし、「セキュリティ」>「削除スケジュール」を選択します。
- 「削除スケジュール作成」>「ボット会話」をクリックします。
-
スケジュール名を入力します。
似たようなタイプの削除スケジュールを見分けやすくするために、一貫した命名規則を使用します。
- (オプション)削除スケジュールの説明を入力します。
- 「最終アクティブ」では、会話が最後にアクティブになった日時に基づいてボット会話を削除するスケジュールを指定します。たとえば、30日間アクティビティのないボット会話を削除するには、「値」に「30」と入力し、「単位」ドロップダウンフィールドで「日間」を選択します。
- 「作成」をクリックします。
- 削除スケジュールをアクティブにします。
ボット会話の削除スケジュールをアクティブにする
削除スケジュールは作成した時点では非アクティブの状態です。ボット会話を削除するには、削除スケジュールをアクティブにする必要があります。一度にアクティブにできる削除スケジュールは1つだけです。
新しい削除スケジュールをアクティブにした場合、削除すべき過去のボット会話が存在すると、スケジュールが実行されるまでに時間がかかることがあります。
削除スケジュールをアクティブにするには
- 管理センターで、サイドバーの「 アカウント」をクリックし、「セキュリティ」>「削除スケジュール」を選択します。
- 非アクティブなスケジュールのオプションメニューのアイコン()をクリックし、「アクティブにする」をクリックします。
- 確認ダイアログで、ボット会話が即座に削除され、今後はスケジュールに従って削除されることを理解したことを確認するために、チェックボックスを選択してください。
- 「削除スケジュールをアクティブにする」をクリックします。