Zendeskをご利用の皆さま、
このたび、データマスキングに関するPMラウンドテーブルが開催されました。ご参加いただいた皆さまには心よりお礼申し上げます。データマスキングとデータマスキングサンドボックスの早期アクセスプログラム(EAP)を皆さまにご紹介し、インサイトを共有できたことを嬉しく思っています。皆さまのフィードバックは大変貴重です。今後の開発に役立てさせていただきます。
イベントの録画
ディスカッションを通じて皆さまの懸念や疑問を拝聴した結果、いくつかの重要なテーマが明らかになりました
データの管理と制限事項:
皆さまは機密性の高いデータ、特に個人を特定できる情報(PII)や保護対象保健情報(PHI)を効果的に管理することに大きな関心を寄せていることがわかりました。Zendeskがこれらの情報をどのように定義しているか、また特定データの保護要件を満たすため、これらの定義をどの程度柔軟に解釈しているかを明確にしてほしいという要望がありました。多くの方々がPHIの定義はどの程度柔軟に解釈できるのか具体的に質問されました。Zendeskが事前に定義した場合、皆さまの状況に即さない可能性があります。
API機能と統合機能:
新機能の導入によって既存のAPIインテグレーションが中断されることを回避したいという要望がありました。データマスキングソリューションは、データを削除するのではなく、アクセス権のないエージェントにデータを表示しないことを目的としています。そのため、顧客データベースで利用できるデータに影響が及ぶことはありません。
地域別のデータマスキング:
ラウンドテーブルでは、当社のコミュニティメンバーのユースケースが話題に上りました。より多くの従業員にZendeskへのアクセス権を許可する必要があるというものでした。しかしその企業では現在、一部の従業員が他の国で働いているため、これらの社員にアクセス権を付与することができません。特定の国のロールをデータマスキングを使用して設定することで、この問題に対処することができます。さらに、部門スペース機能を活用すると、別の対処法を採用することもできます。
まとめ
このディスカッションの主なポイントは、データマスキングの適用範囲を今後拡大することをコミュニティが望んでいることです。企業は特に、社内で独自に扱う保護対象保健情報(PHI)、カスタムユーザーフィールド、個人を特定できる情報(PII)を対象に含めることを期待しています。適用範囲が拡張されると、データセキュリティが強化され、規制へのコンプライアンスが確保されるため、最終的には機密情報の保護が強化されます。これらの追加要素を検討することで、当社は皆さまの組織要件を満たし、皆さまのクライアントや従業員のプライバシーを保護することができます。
皆さまのご参加と貴重なフィードバックに、改めて感謝申し上げます。今後とも皆さまとともに前進し、協力していくことを心より願っています。データマスキングサンドボックスEAPに参加いただくと、この機能の詳細をご確認いただけます。
Zendesk製品チームおよびコミュニティチーム
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