ユーザーに複数の組織に所属することを許可することができます。組織はユーザー(エージェントとチームメンバー)をコレクションとして集めたものです。Teamプランでは、ユーザーは1つの組織にしか所属できません。
メモ:他のエージェントや管理者の組織メンバーシップを編集するには、管理者または権限のあるカスタムロールのエージェントである必要があります。エージェントが編集できるのは、エンドユーザー組織のメンバーシップのみです。
複数の組織にユーザーを所属させると、チケットワークフローを管理しやすくなり、ユーザーは自分に関連するすべてのチケットを把握しやすくなります。次のようなワークフローでは、複数の組織にユーザーを所属させると役に立ちます。
- 社外にカスタマーサポートを提供する場合:複数のビジネスユニットまたはブランドをサポートする場合、または受託業者であるエンドユーザーにスーパーバイザーとして様々なカスタマーグループを監督させている場合は、ブランドまたはチーム、ビジネスユニット(BU)に基づいて組織を作成し、関連する組織にエンドユーザーを追加します。
- 社内の従業員をサポートする場合:たとえば、社内の従業員をサポートする場合、オフィスの場所や部門ごとに組織を作成します。そして、複数のオフィスで仕事をするエンドユーザーや、複数の部門に所属するユーザーを、各組織にそれぞれ追加します。
- その他の社内部門と情報共有をする場合:サポートで行われたカスタマーとの会話を営業チームや製品チームなどの社内部門と共有する必要がある場合は、それらの部門のメンバーをエージェントにするのではなく、必要とされる各組織にエンドユーザーとして追加します。
ユーザーの複数組織への所属を有効にするには
- 管理センターで、サイドバーのメンバーアイコン()をクリックし、「設定」>「エンドユーザー」を選択します。
- 「ユーザーに複数の組織に属することを許可する」の横にある「有効」をクリックします。
- 「タブを保存」をクリックします。
複数の組織を有効にすると、1人のユーザーを最大300個の組織に追加できるようになります。ユーザーを手動で組織に追加することも、一括インポートで追加することもできます。
複数の組織に属するユーザーの管理については、「複数の組織に属するユーザーの管理」を参照してください。