標準のZendesk認証を使用してZendeskにサインインする場合、2要素認証を有効にできます。2要素認証により、第三者が自分になりすましてサインインすることが難しくなります。いつもどおりにパスワードを入力すると、6桁のパスコードの入力を求められます。パスコードは、テキストメッセージ(SMS)またはモバイルデバイスにインストールされている2要素認証アプリから取得できます。
2要素認証アプリでパスコードを取得する場合、Zendeskで2要素認証を有効にする前に、モバイルデバイスにアプリをインストールします。2要素認証アプリには、Google認証システム、Authy、Symantec VIP、Duo Mobileなどがあります。アプリの最初の画面に、有効なパスコードが表示されます。通常は60秒間ほどで有効期限が切れるので、期限内にコードを使用してください。有効期限が切れると、新しいコードが表示されます。
デフォルトでは、パスコードは30日間に1回、入力するだけですみます。サインインするたびにパスコードを入力する方法を選択することもできます。
管理者は、すべてのエージェントと管理者に対して2要素認証を要件として求めることができますが、他のメンバーのために2要素認証を設定することはできません。各メンバーが、後述の「2要素認証を有効にする」の説明に従って、次回のサインイン時に自分で設定する必要があります。要件でない場合でも、自身の裁量で2要素認証を設定することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
2要素認証を有効にする
- Zendesk Supportのエージェントインターフェイスで、右上にある自分のユーザーアイコンをクリックして、「プロフィールを表示」を選択します。
- 「セキュリティ設定」タブを開きます。
- 「2要素認証を有効にする」セクションで、「有効にする」をクリックします。
パスコードの取得方法として2つのオプションを含んだダイアログボックスが表示されます。
- サインイン時にパスコードをどのように取得するかによって、「モバイルアプリを使用」または「SMSを使用」を選択し、画面の指示に従います。詳細については、以下のトピックを参照してください。
2要素認証アプリを設定する
2要素認証アプリがモバイルデバイスにインストールされていることを確認してください。2要素認証アプリには、Google Authenticator、Authy、Symantec VIP、Duo Mobileなどがあります。
- まだ実行していない場合は、「2要素認証の有効化」の説明に従って、「2要素認証を有効にする」ダイアログボックスで「モバイルアプリを使用」を選択します。
次のダイアログボックスが表示されます。
- デバイスで2要素認証アプリを起動し、エントリを追加するオプションを選択して、デバイスのカメラをブラウザ画面のZendeskダイアログボックスにあるQRコード(正方形)に向けます。
モバイルアプリでは、この操作を「バーコードのスキャン」と呼びます。
アプリは、QRコードを自動的にスキャンし、パスコードを生成します。QRコードを読み取れない場合、表示されるシークレットキーを手動で入力します。
メモ:QRコードのスキャンは、1回実行すれば、二度と行う必要はありません。 - ブラウザのZendeskダイアログボックスで「次へ」をクリックして、設定プロセスのステップ2に進み、アプリによって生成された6桁のパスコードを入力し、「確認」をクリックします。
通知メールが自分のメールアドレスに送信されます。
- 通知メールからリカバリコードをダウンロードします。モバイルデバイスを紛失したり、何らかの理由でデバイスにアクセスできない場合、アカウントにアクセスするための唯一の方法がリカバリコードです。「リカバリコードを使用する」を参照してください。
サインインしたら、デバイス上の2要素認証アプリを開くだけで、有効なパスコードを取得できます。アプリの最初の画面に、有効なパスコードが表示されます。通常は60秒間ほどで有効期限が切れるので、期限内にコードを使用してください。有効期限が切れると、新しいコードが表示されます。
インターネットに接続していなくても、有効なパスコードは表示されます。
テキストメッセージ(SMS)を設定する
- まだ実行していない場合は、「2要素認証を有効にする」の説明にしたがって、「2要素認証の有効化」ダイアログボックスで「SMSを使用」を選択します。
- SMSメッセージを受け取る携帯電話の番号を入力し、「次へ」をクリックします。
SMSメッセージが、入力した番号宛にすぐに送られます。
メモ:電話番号はE.164形式でなければなりません。 - 受け取った6桁のパスコードを入力し、「確認」をクリックします。
- 2要素認証を有効にした後に届く通知メールから、リカバリコードをダウンロードします。モバイルデバイスを紛失したり、何らかの理由でデバイスにアクセスできない場合、アカウントにアクセスするための唯一の方法がリカバリコードです。「リカバリコードを使用する」を参照してください。
サインインすると、有効なパスコードを含むテキストメッセージを携帯電話で受信します。
パスコードを入力する頻度を変更する
デフォルトでは、パスコードは30日間に1回、入力するだけですみます。別のデバイスから初めてサインインするときは必ずパスコードの入力を求められます。
サインインするたびにパスコードを入力するには、パスコードの入力を求めるダイアログボックスで「今後30日間このコンピュータでこのメッセージを表示しない」オプションのチェックボックスをオフにします。
2要素認証を無効にする
2要素認証を有効にした場合、次の手順で2要素認証を無効にできます。
- Zendesk Supportのエージェントインターフェイスで、右上にある自分のユーザーアイコンをクリックして、「プロフィールを表示」を選択します。
- 「セキュリティ設定」タブを選択し、「2要素認証」セクションで「編集」をクリックします。
- 画面下部のリンクをクリックして、2要素認証を無効にします。
追加のリカバリコードを取得および使用する
モバイルデバイスを紛失したり、何らかの理由でデバイスにアクセスできない場合、リカバリコードの1つを使用してアカウントに再びアクセスできます。各コードは一度だけ使用できます。
- サインイン時にパスコードの入力を求められたら、いずれかのリカバリコードを入力します。
コードを使い果たした場合は、Zendeskアカウントのオーナーにリカバリコードの取得を依頼できます。「他の誰かのリカバリコードを取得する」を参照してください。
サインインしたら、次のようにユーザープロフィールページから別のリカバリコードのセットを取得できます。
- Zendesk Supportのエージェントインターフェイスで、右上にある自分のプロフィールアイコンをクリックして、「プロフィールを表示」を選択します。
- 「セキュリティ設定」タブを開いて、「リカバリコードのダウンロード」をクリックします。
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