ユーザーにExploreへのアクセス権限を付与して、ユーザーロールを定義した後、そのユーザーに閲覧および編集を許可するデータセットを選択できます。これにより、権限のないユーザーによる会社情報の閲覧や変更を防止できます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
データセットへのアクセス権限について
デフォルトでは、ほとんどのExploreのデフォルトのデータセットに対して、すべてのExploreユーザーに読み取り専用のアクセス権限が設定されています。ただし、カスタムデータセットに対しては、管理者がユーザーに読み取り権限または編集権限を付与する必要があります。
管理者がデータセットに対する権限をユーザーに与えていない場合、そのユーザーはデータセットからレポートを作成することも、共有されているレポートやダッシュボードでそのデータを見ることもできません。
管理者が他の管理者に対してデータセットの権限を少なくとも1つ設定すると、権限を付与された管理者はそのデータセットのすべての権限を取得します。管理者は、自身の権限を変更することもできます。
データセットへのアクセス権限を設定する
Exploreの管理者は、アクセス制限のある閲覧者や編集者のユーザーを除き、他のほとんどのユーザーに対してデータセットへのアクセス権限を設定することができます。アクセス制限のあるユーザーは、アクセスが「Support - チケット」および「Support - 更新履歴」のデータセットに制限され、この制限は変更することができません。
ユーザーのデータセットへのアクセス権限を設定するには
- Exploreで、左サイドバーにある設定()アイコンをクリックします。
- 「データセットへのアクセス」タブで「ユーザー」ドロップダウンフィールドをクリックし、データセットのアクセス権限を設定するユーザーを選択します。
- 各データセットについて、選択したユーザーに対して以下のようにデータセットのアクセス権限を設定します。
-
レポート:このデータセットを使用するレポートでユーザーが実行できる操作を以下から選択します。
- アクセス権なし
- 表示、作成、エクスポート
- 表示、作成、エクスポート、保存
- 計算の作成:標準のユーザー定義メトリックおよび属性の作成を許可する場合は、チェックボックスをオンにします。このオプションは、「アクセス権なし」の権限レベルのユーザーには使用できません。
- データセットの複製:チェックボックスをオンにすると、データセットのコピーを作成できます。デフォルトのデータセットおよび削除済みユーザーが所有するデータセットは、複製を作成できません。このオプションは、「アクセス権なし」の権限レベルのユーザーには使用できません。
-
レポート:このデータセットを使用するレポートでユーザーが実行できる操作を以下から選択します。
- 「保存」をクリックします。