トップ/ボトムフィルターは、結果を選択した範囲内に制限します。たとえば、解決時間が最も短いチケットのタイプやチケット解決率の高いトップ5のエージェントなどを検索するレポートを作成できます。
メモ:トップ/ボトムフィルターをダッシュボードに追加して、各レポートの最大値または最小値の検索結果を表示させることもできます。(「最大値と最小値を表示する」を参照)。
トップ/ボトムフィルターを作成するには次の2とおりの方法があります。
トップ/ボトム結果操作
トップ/ボトム結果操作によって、上位および下位の詳細な結果を表すレポートを簡単に作成できます。
このフィルターを適用するには
- レポートビルダーで、結果操作アイコン(
)をクリックします。
- 「結果操作」パネルで、「トップ/ボトム」をクリックします。
- 表示したい上位/下位の結果数を入力します。
- 使用するメトリックを選択します。
- 方法を選択します。
行と列の両方に属性がある場合は、適切なセクションを選択できます。複数の属性があり、それぞれの属性の最上位または最下位の値を表示したい場合は、ブロックあたりの方式を選択します。「自動」を選択すると、Exploreは自動的に場所を選択します。
- 必要に応じて、計算オプションを選択します。
- 値を集計:「行」パネルと「列」パネルの両方に属性がある場合や、結果の経時的変化を示すグラフのタイプに便利です。集計値は、メトリックの最初の一致ではなく、メトリックの結果の合計を計算します。
- フィルター済み要素を集計:指定した上位または下位の範囲に含まれない結果はすべて他のカテゴリに統合されます。これは、範囲外の結果の詳細は必要ないが、全体の合計と比率を正確に知りたい場合に便利です。COUNT、SUM、MIN、MAXの集計方法でのみ動作します。
- 「適用」をクリックします。
トップ/ボトム結果操作が、「フィルター」パネルに追加されます。
トップ/ボトム属性計算
トップ/ボトムフィルターを範囲外のメトリックに適用する場合、トップ/ボトム属性を使用できます。トップ/ボトム属性は、データソースから作成されたレポートで使用できます。
メモ:トップ/ボトム属性は、展開またはドリルインが設定されているレポートには使用できません。ユーザーがトップ/ボトム属性を持つレポートに展開またはドリルインしようとすると、エラーが発生します。レポートに展開またはドリルインを設定する場合は、トップ/ボトム属性ではなく、トップ/ボトム結果操作を使用してください。
たとえば、解決時間が最長の担当者が解決したチケットの数を分析する場合に、トップ/ボトム属性を使用できます。その場合のレポートは下図のようになります。
トップ/ボトム計算を作成するには
- レポートビルダーで、計算アイコン(
)をクリックします。
- 「トップ/ボトム属性」オプションを選択します。
- メトリックと集計方法を選択します。
- 表示する最上位および最下位の値の数を選択します。
- 属性を選択します。
- フィルターをレポートのメトリックと属性に適用した場合は、「レポート内のフィルターに従って計算」を選択し、属性にもフィルターを適用します。
- 「保存」をクリックします。
- 「列」パネルまたは「行」パネルに属性を追加します。
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