チケットのレイアウトによって、チケットインターフェイスのルックアンドフィールが変わります。管理者は複数のレイアウトを作成し、タイプの異なるチケットに適用することができます。詳細については、「カスタムレイアウトについて」を参照してください。この記事では、カスタムレイアウトを表示および管理する方法について説明します。
この記事では、次のトピックについて説明します。
関連記事
カスタムレイアウトを表示する
1つのアカウントに最大20個のカスタムレイアウトを設定できます。
カスタムレイアウトを表示するには
-
管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「レイアウト」を選択します。
このページには、アカウントに定義されたレイアウトのリストが表示されます。リストには、アカウントの標準レイアウトと、追加で作成されたカスタムレイアウトが含まれます。
「デフォルト」タグの付いているレイアウトは、アカウントで現在設定されているデフォルトのレイアウトです。ロックアイコン()は、そのレイアウトが編集できないことを示します。
レイアウトのリストでは、以下の情報を確認したり、レイアウトを並べ替えたりすることができます。
- 名前:レイアウトの名前。
- 説明:レイアウトの簡単な説明。
- 最終更新日:レイアウトの最終更新日。
- コンテキストワークスペース(Enterpriseのみ):レイアウトを使用しているコンテキストワークスペースの数。
ヒント:「コンテキストワークスペース」列に表示された数をクリックすると、そのレイアウトが適用されているワークスペースのリストが表示されます。コンテキストワークスペースの名前をクリックして開きます。
レイアウトを編集する
標準のレイアウトは編集できませんが、それ以外のリスト内のレイアウトは編集可能です。レイアウトを編集すると、そのレイアウトが適用されているすべてのチケットに変更が反映されます。チケットを開くか更新すると、変更結果が表示されます。
レイアウトを編集するには
-
管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「レイアウト」を選択します。
レイアウトの全リストが表示されます。
- 編集するレイアウトの横にあるオプションメニューアイコン()をクリックし、オプションメニューから「編集」を選択します。
レイアウトがレイアウトビルダーで開きます。
- 「レイアウトをカスタマイズする」をクリックし、必要に応じてレイアウトを変更します。
または、リストでレイアウトの名前をクリックすることもできます。レイアウトが開いたら、「レイアウトをカスタマイズする」をクリックします。
レイアウトに加えることができる変更のタイプについては、「カスタムレイアウトの作成」を参照してください。レイアウト内のコンポーネントを追加または削除できます。また、コンポーネントの位置を移動してサイズを変更したり、コンテキストパネルに変更を加えたりすることもできます。
- レイアウトの変更が完了したら、「保存」をクリックします。
デフォルトのレイアウトを設定する
Zendeskが提供する標準のチケットレイアウトは、自動的にデフォルトのレイアウトとして扱われ、どのチケットにも適用されます。独自のレイアウトを作成し、それをデフォルトとして設定することで、この標準レイアウトを置き換えることができます。デフォルトとしてグローバルに設定できるレイアウトは1つだけですが、Enterpriseプランではアクティブなレイアウトを1つまたは複数のコンテキストワークスペースに関連付けることができます。
デフォルトレイアウトを設定するには
-
管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「レイアウト」を選択します。
レイアウトの全リストが表示されます。
- デフォルトにするレイアウトの横にあるオプションメニューアイコン( )をクリックし、「編集」を選択します。
レイアウトが編集用に開きます。
- 「デフォルトのレイアウトに設定する」をクリックします。
デフォルトのレイアウトを変更すると、デフォルトを参照するすべてのコンテキストワークスペースに新しいデフォルトのレイアウトが自動的に適用されます。
レイアウトを非アクティブまたは削除する
不要になったレイアウトは、「非アクティブにする」か、または削除することができます。レイアウトを非アクティブにするには、そのレイアウトをデフォルトから外し、さらにEnterpriseプランでは、そのレイアウトを使用していたすべてのコンテキストワークスペースから削除します。非アクティブにしたレイアウトはレイアウトリストに残ったままなので、必要に応じて再びアクティブにすることができます。レイアウトを削除すると、そのレイアウトは完全に消去され、二度と使用することはできません。
レイアウトを非アクティブにするには
- 管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「レイアウト」を選択します。
- 非アクティブにするレイアウトを見つけます。
- デフォルトのレイアウトを非アクティブにする場合は、デフォルトとして使用する別のレイアウトを選択します。
- (Enterpriseのみ)そのレイアウトにコンテキストワークスペースが割り当てられていないことを確認します。次に、ワークスペースに別のレイアウトを割り当てます。詳しくは「コンテキストワークスペースにレイアウトを割り当てる」を参照してください。
非アクティブになったレイアウトはレイアウトリスト内に残りますが、コンテキストワークスペースには割り当てられていません。このレイアウトをデフォルトにするか、コンテキストワークスペースに割り当てることで、いつでも再びアクティブにできます。
レイアウトを削除するには
レイアウトを完全に削除するには、まず、そのレイアウトがデフォルトレイアウトとして使用されていないことを確認します。
- 管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「レイアウト」を選択します。
- 削除するレイアウトの横にあるオプションメニューアイコン()をクリックし、オプションメニューから「削除」を選択します。
- 「削除」をクリックして削除を確定します。
レイアウトが削除され、レイアウトリストから削除されます。
Enterpriseプランのみ:
レイアウトがコンテキストワークスペースで使用されている場合、レイアウトが削除される前に警告メッセージが表示されます。
コンテキストワークスペースで使用されているレイアウトを削除すると、ワークスペースはアクティブなデフォルトとして設定されているレイアウトに戻ります。
アクティブなデフォルトとして使用しているカスタムレイアウトを削除すると、コンテキストワークスペースはZendeskの標準レイアウトに戻ります。
コンテキストワークスペースにレイアウトを割り当てる
任意のレイアウトを1つまたは複数のコンテキストワークスペースに割り当てることができます。これにより、ワークスペースとレイアウトが連動し、エージェントが適切なタイミングで適切なチケットレイアウトを表示できるようになります。コンテキストワークスペースを作成または編集するときに、ワークスペースエディタの「レイアウト」タブを使用して、カスタムレイアウトを割り当てます。詳しくは「コンテキストワークスペースの設定」を参照してください。