エンドユーザーのメタデータは、エンドユーザーがZendeskを操作するたびに取得されます。エージェントはこの情報を使って、オンラインチャットやメッセージングチケットでトラブルシューティングを行い、カスタマーからの問い合わせにタイムリーに対応することができます。
メモ:デバイス情報は、オンラインチャット、Webやモバイルのメッセージングチャネルで受信したチケットにのみ表示されます。ソーシャルチャネルやその他のサードパーティチャネルからのチケットでは利用できません。
この記事では、エージェントに表示される情報を設定する管理者タスクについて説明します。エージェントがデバイス情報を表示する方法については、「ユーザー、履歴、デバイス情報など、カスタマーの行動履歴の表示」を参照してください。
取得されたすべてのメタデータがカスタマーの行動履歴に表示されるわけではありませんメッセージングおよびその他のZendeskの機能と製品で取得されるメタデータの完全なリストについては、「Zendeskサービスによって取得されるデフォルトのデータタイプ」を参照してください。表示されるデバイス情報を設定する
デフォルトでは、デバイス情報はエージェントワークスペースのコンテキストパネルに表示されます。カスタマーの行動履歴の一部として、「デバイス情報」という独自のセクションに表示されます。
表示されるデバイス情報には以下が含まれます。
- 所在地(オプション):デバイスのIPアドレスに関連付けられた都市と国。所在地の情報はデフォルトでは非表示です。
- IPアドレス(オプション):現在使用されているデバイスに割り当てられた一意の番号。この情報はエンドユーザーの発信元IPアドレスを反映していない可能性があることに注意してください。IPアドレスはデフォルトでは非表示です。
- デバイスの種類:エンドユーザーのデバイスの種類とモデル(該当する場合)
- OS:使用しているオペレーティングシステムとバージョン。
- ブラウザ:使用しているブラウザとバージョン。
この情報は、ユーザーの訪問ごとに収集され、更新されます。
エージェントワークスペースのデバイス情報の表示を設定するには
- 管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「コンテキストパネル」を選択します。
- デバイス情報のセクションを表示するには、コンテキストパネルの管理ページの「カスタマーの行動履歴」で「カスタマーのデバイス情報を表示する」を選択し、セクションを非表示にするにはこのオプションの選択を解除します。
- 「個人データへのアクセスを制限する」で、以下の情報の表示設定を選択します。
- 「IPアドレスを非表示」の選択を解除すると、「デバイス情報」セクションにエンドユーザーのIPアドレスが表示されます。IPアドレスを隠すには、このオプションを選択します。
- 「場所を非表示」の選択を解除すると、「デバイス情報」セクションにエンドユーザーの所在地が表示されます。所在地を隠すには、このオプションを選択します。
- 「保存」をクリックします。設定は既存のチケットに適用され、今後の新しいチケットにも適用されます。