制限付きヘルプセンターのコンテンツを会話ボットで使用するには、標準のボット応答で返答生成や推奨記事を使用するなど、制限されたコンテンツの構成要素と、それを使用できる会話ボット内の場所、およびZendesk全体で考慮すべき設定を理解することが重要です。
この記事では、これらのコンセプトとタスクについて説明し、制限付きのヘルプセンターのコンテンツを会話ボットに組み込むのに役立つZendeskのリソースを紹介します。この記事で提案されている内容がすべてお客様の運用環境に当てはまるとは限りません。お客様の使用ケースに合った情報だけをご活用ください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
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制限されたコンテンツについて
ヘルプセンターのコンテンツを制限するには、2つの方法があります。
- Guideのセキュリティ設定の「サインインが必要」オプションを選択します。これによって、ヘルプセンター内の全コンテンツへのアクセスを、認証されサインインしたエンドユーザーに制限します。
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閲覧権限を設定し、アクセスを特定の記事に制限します。カテゴリとセクションへのアクセスは記事の設定に基づきます。
メモ:閲覧権限は、Suite Growth以上プランで利用可能です。
これらの要素の1つに制限を適用すると、ヘルプセンターの階層にある、その要素より下位のすべての要素にも適用されます。
- Guide管理のセキュリティ設定で「サインインが必要」が選択されている場合、ヘルプセンター全体に制限が適用され、すべてのカテゴリ、セクション、記事も制限され、ユーザーがアクセスするにはサインインする必要があります。
- 記事が制限されると、その記事のすべてのコメントへのアクセスも制限され、コメントを読むにはサインインする必要があります。
- セクション内のすべての記事が制限されている場合、そのセクションはサインインしたユーザーにのみ表示されます。
- カテゴリ内のすべての記事が制限されている場合、そのカテゴリはサインインしたユーザーにのみ表示されます。
エンドユーザーの認証
エンドユーザーは、簡単なサインイン手順で、ヘルプセンター内の制限されたコンテンツを閲覧することができます。ただし、制限されたコンテンツを会話ボットで閲覧するには、ユーザーはZendeskの認証を受けるためのに、以下の条件を満たす必要があります。
制限されたヘルプセンターのコンテンツを会話ボットで閲覧するには
- エンドユーザーは、ユーザーとしてZendeskアカウントに登録されている必要があります。
- エンドユーザーは、ユーザーレコードへのマッピングを含め、メッセージングJWTを介して認証されなければなりません。
- JWT認証で渡された外部IDは、外部IDフィールドを介してZendesk内のユーザーに関連付けられている必要があります。
制限されたコンテンツをボットの返答に使用する
上記の設定を行うと、認証されたエンドユーザーは、以下のような制限されたヘルプセンター記事のコンテンツを会話ボットで閲覧することができます。
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