メッセージングチャネルのAIエージェントを作成している場合、カスタマーとのライブ会話中の入力に対するAIエージェントのデフォルト応答を定義する標準応答をいくつかカスタマイズできます。

現在のプランを確認
Suite、すべてのバージョン Team、Growth、Professional、EnterpriseまたはEnterprise Plus
Support Team、ProfessionalまたはEnterprise
この記事では、2025年7月31日に旧バージョン扱いとなった機能について説明します。2026年12月31日をもって、この機能は利用できなくなります。詳しくは、こちらの製品関連の告知をお読みください。

メッセージングチャネル用のAIエージェントを作成している場合、カスタマーとのライブ会話中の入力に対するデフォルト応答として、いくつかの標準応答をカスタマイズできます。たとえば、ライブ会話中には以下のような場面で標準応答を設定できます。

  • 会話の開始:メッセージングの会話が開始されたときの最初の挨拶。
  • AIエージェントが返信した後:カスタマーからのフィードバックに対する応答。
  • エスカレーション:カスタマーが人間との会話を希望した場合の動作。
  • AIエージェントが質問に回答できない場合:カスタマーのコメントと一致する回答が1つもない場合の応答。「フォールバック応答」と呼ばれます。

この記事では、次のトピックについて説明します。

  • 標準応答を確認する
  • 挨拶用メッセージをカスタマイズする
  • カスタマーからのフィードバックに対する応答をカスタマイズする
  • エスカレーション応答をカスタマイズする
  • フォールバック応答をカスタマイズする
  • 標準応答のカスタマイズのベストプラクティス

関連記事

  • メッセージング用AIエージェントの設定の表示と構成

標準応答を確認する

AIエージェントには標準応答がいつくか用意されており、必要に応じてカスタマイズできます。

AIエージェントの標準応答を確認するには

  1. 管理センターで、サイドバーの「 AI」をクリックし、「AIエージェント」>「AIエージェント」を選択します。
  2. 編集するAIエージェントの名前をクリックします。
  3. 「メッセージングの動作」タブをクリックし、各メッセージをクリックして表示します。
    • 会話の開始
    • AIエージェントが返信した後
    • エスカレーション
    • AIエージェントが質問に回答できない場合

挨拶用メッセージをカスタマイズする

カスタマーがWeb WidgetまたはモバイルSDKで初めてメッセージングの会話を開くと、最初のあいさつメッセージが表示されます。挨拶メッセージは、編集することも、そのまま使用することもできます。

挨拶メッセージをカスタマイズするには

  1. 「メッセージングの動作」タブの「会話の開始」セクションを展開します。
  2. 「メッセージ」フィールドに、最初のあいさつメッセージを入力するか、デフォルトのメッセージのままにしておきます。(こんにちは!ご質問はございますか?いつでも私たちがお応えします。)
  3. 挨拶用メッセージの後に「担当者に連絡」というボタンを表示させたい場合は、「人間との会話オプションを追加する」を選択します。

    カスタマーが「担当者に連絡」ボタンをクリックすると、エスカレーション応答がトリガされます。

応答を編集すると自動的に保存されますが、変更内容はAIエージェントを公開するまでカスタマーには表示されません。

カスタマーからのフィードバックに対する応答をカスタマイズする

AIエージェントは回答を提示すると、フォローアップとして、その回答が役に立ったかどうかをカスタマーに尋ねます。「AIエージェントが返信した後」の応答では、回答が「役に立った」または「役に立たなかった」とエンドユーザーが答えた場合のAIエージェントの応答を設定できます。

カスタマーからのフィードバックに対する応答をカスタマイズするには

  1. 「メッセージングの動作」タブで、「AIエージェントが返信した後」セクションを展開します。
  2. 「回答が役に立った場合」タブの「メッセージ」フィールドに、提案された記事が役に立ったと回答されたときに表示するメッセージを入力するか、デフォルトのメッセージ「それは何よりです。他に質問があればいつでもお尋ねください」を使用します。
  3. カスタマーからのフィードバックに対するAIエージェントの応答の後に「担当者に連絡」というボタンを表示させたい場合は、「人間との会話オプションを追加する」を選択します。

    カスタマーが「担当者に連絡」ボタンをクリックすると、エスカレーション応答がトリガされます。

  4. 「回答が役に立たなかった場合」タブをクリックし、上記の説明に従ってオプションを設定します。

応答を編集すると自動的に保存されますが、変更内容はAIエージェントを公開するまでカスタマーには表示されません。

エスカレーション応答をカスタマイズする

エスカレーション応答では、カスタマーが人間との会話を希望した場合の動作を決定します。エスカレーション応答は、以下のいずれかの場合にトリガされます。

  • AIエージェントが、カスタマーのリクエストを解決するには人間のエージェントによる対応が必要であると判断した場合。
  • AIエージェントの応答の後に表示される「担当者に連絡」ボタンをカスタマーがクリックした場合。このボタンが表示されるのは、挨拶用メッセージ、カスタマーのフィードバックへの応答、またはフォールバック応答に含めるように設定している場合です。

エスカレーション応答をカスタマイズするには

  1. 「メッセージングの動作」タブで、「エスカレーション」セクションを展開します。
  2. 「営業時間」の見出しで、ドロップダウンを使用してAIエージェントの営業時間を設定するスケジュールを選択するか、「常時オンライン」を選択します。

    スケジュールの詳細については、「営業時間と休日のスケジュール設定」を参照してください。

  3. 「応答」の見出しで、「営業時間内」タブを開き、次のオプションのいずれかを選択します。
    • チケットを作成:カスタマーがAIエージェントとの会話を人間の担当者にエスカレーションしたときにチケットが作成されるようにする場合は、このオプションを選択します。

      このオプションを選択した場合は、以下のフィールドを設定します。

      • メッセージ:リクエストに関する詳細情報の提供をカスタマーに求めるメッセージを入力します。
      • カスタマーの詳細情報:エスカレーション時にカスタマーに入力させるフィールドを選択します。会話中のカスタマーにこれらのフィールドが表示されると、必要な情報をカスタマーが入力するまで、テキスト入力欄は無効になります。
      • 補足メッセージ:詳細情報を提供した後、カスタマーが期待できることを伝えるメッセージを入力します。
    • カスタムの応答を表示する:カスタマーがAIエージェントとの会話を人間にエスカレーションしたときにチケットを作成せず、事前に作成したメッセージを表示したい場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合は、以下のフィールドを設定します。
      • メッセージ:カスタマーをWebサイトやフォーム、メールアドレス、または電話番号に誘導するメッセージを入力します。
  4. 「営業時間外」タブをクリックし、上記の説明に従ってオプションを設定します。

応答を編集すると自動的に保存されますが、変更内容はAIエージェントを公開するまでカスタマーには表示されません。

フォールバック応答をカスタマイズする

フォールバック応答は、エンドユーザーの質問やコメントに一致する回答がない場合にトリガされます。

フォールバック応答をカスタマイズするには

  1. 「メッセージングの動作」タブで、「AIエージェントが質問に回答できない場合」セクションを展開します。
  2. カスタマーから提供された情報に基づく回答を提供できない場合に、AIエージェントが送信するメッセージを入力します。

    デフォルトのフォールバック応答は、「申し訳ありませんが、ご質問に回答できませんでした」です。

  3. フォールバック応答の後に「担当者に連絡」というボタンを表示させたい場合は、「人間との会話オプションを追加する」をクリックします。

    カスタマーが「担当者に連絡」ボタンをクリックすると、エスカレーション応答がトリガされます。

応答を編集すると自動的に保存されますが、変更内容はAIエージェントを公開するまでカスタマーには表示されません。

標準応答のカスタマイズのベストプラクティス

標準応答を定義する際には、以下のベストプラクティスを参考にしてください。

  • 質問は短く、要点を絞ってもらうよう、ユーザーに促す。
  • 一度に1つの質問をするよう、ユーザーに促す。たとえば、「キャンセルしたいのですが、ログインできません」と入力するのではなく、2つの質問に分けてもらいます。
  • 会話の相手がAIエージェントであることを明確に示す。ユーザーが人間と話していると思うと、会話調の長いメッセージを書きやすくなります。その結果、AIエージェントが理解しにくくなり、ユーザーが誤解されたと感じる可能性があります。
  • AIエージェントで生成AIによる返答または複数の回答が設定されている場合は、背景情報を含めて自由に質問するようユーザーに促す。ユーザーには、単一のキーワードではなく、自由な形式で質問してもらいます。たとえば、「返金」のような一言だけだと、「返金リクエスト」に興味があるのか、「返金ポリシー」に興味があるのかが明確でないため、ユーザーの目的が誤って解釈される可能性があります。
  • よく使われる回答をピン留めし、挨拶やフォールバック応答で、エージェントと話すオプションがあるかどうかを明確にする。これにより、カスタマーのフラストレーションを軽減し、会話のループを防ぐことができます。
  • エージェントと話すオプションを提供する。人間の担当者に引き継げない場合は、あらかじめその旨を伝え、ユーザーにフラストレーションを感じさせないようにしましょう。
Powered by Zendesk