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アクションフローとは、ユーザーが定義した自動化ワークフローです。各アクションフローは、フローを開始するアクションフロートリガと、1つ以上のアクションで構成されます。

規定のアクションフローのトリガを使用するか、管理者がカスタムアクションフローのトリガを定義できます。この記事では、特定の外部システムからのHTTPリクエストを監視するカスタムアクションフロートリガの作成方法を説明します。

作成したアクションフロートリガは、どのアクションフローでも使用できます。詳しくは「アクションフローの作成」を参照してください。

カスタムアクションフローのトリガを作成する

アクションフローのトリガはアクションビルダー内で作成および管理されます。

カスタムアクションフローのトリガを作成する
  1. 管理センターで、サイドバーにある「 アプリおよびインテグレーション」をクリックし、「アクション」>「アクションフロー」を選択します。
  2. アクションフローを新規作成するか、既存のアクションフローを編集します。
  3. 「+ トリガを追加」をクリックします。
  4. ステップサイドバーの「カスタムトリガ」で、「トリガを作成」をクリックします。
  5. 「名前」フィールドに、アクションフロートリガーの一意で識別しやすい名前を入力します。

    最大255文字です。

  6. (オプション)トリガが受信すると予想されるHTTPリクエストのサンプルペイロードを入力します。

    これは有効なJSONボディを持つPOSTリクエストである必要があります。ペイロードの上限は200KBです。

    サンプルペイロードには、このトリガで開始するアクションフローに後で使用するすべてのプロパティと適切なデータ型を含める必要があります。

  7. 「次へ」をクリックします。
  8. サンプルペイロードを入力する場合は、アクションフローで出力として取得したい各キーと値のペアの横にある「追加」をクリックしてデータをマッピングし、「次へ」をクリックします。

    必要に応じて、オプションメニューからキーと値のペアの名前やデータ型を編集したり、トリガから削除したりできます。出力名はトリガ内で一意である必要があり、255文字を超えることはできません。

    カスタムトリガからの出力として、以下のデータ型がサポートされています。
    • テキスト
    • 数値
    • 小数
    • ブール値(true/false)
    • 日付(YYYY-MM-DD)
    • 日時(YYYY-MM-DDTHH:MM:SS[.sss]ZまたはYYYY-MM-DDTHH:MM:SS[.sss]+/-hh:mm)
    • 配列とオブジェクトは文字列に変換されます。
  9. トリガ用に生成されたカスタムWebhook URLを使用して、外部システムで Webhook を設定し、カスタムトリガーにリクエストを送信してアクションフローを開始できるようにします。

    また、外部システムでリトライ戦略を設定できる場合は、ジッター付き指数バックオフ方式を使用し、レート制限に達したリクエストに対して20秒、120秒、300秒の間隔で最大3回リトライするように構成してください。

    メモ:
    • カスタムアクションフロートリガのWebhook URLはシークレット情報として扱い、共有しないでください。
    • Webhook URLにはアカウントのIP制限が適用されます。
  10. カスタムアクションフロートリガをアクションフローに追加します。詳しくは「アクションフローの作成」を参照してください。

カスタムアクションフロートリガからの出力を使用する

アクションフロートリガから出力するすべてのデータに適切なデータ型を割り当てる必要があります。データ型はサンプルペイロードに基づいて自動的に設定されますが、必要に応じて変更できます。受信したデータが期待されるペイロードと異なる場合、アクションフローは以下のルールに従ってデータを変換しようとします。
  • テキスト出力:
    • 数値、小数、ブール値(true/false)、日付、または日時値はすべてテキストに変換されます。
    • リクエストの本文にキーが存在しない場合は、nullと表現されます。
  • 数値出力;
    • 小数値は最も近い整数に丸められ、0.5 の値は切り上げられます。
    • ブール値の場合、true は 1 に、false は 0 に変換されます。
    • 数値を表す文字列は数値に変換されます。
    • 小数を表す文字列は最も近い整数に丸められ、0.5の値は切り上げられます。
    • その他の文字列はすべて nil に変換されます。
    • リクエストの本文にキーが欠落している場合は、nil と表現されます。
  • 小数出力:
    • 数値は変更なしでそのまま渡されます。
    • ブール値の場合、true は 1 に、false は 0 に変換されます。
    • 数値を表す文字列は小数に変換されます。
    • 小数を表す文字列は小数に変換されます。
    • その他の文字列はすべて nil に変換されます。
    • リクエストの本文にキーが欠落している場合は、nil と表現されます。
  • ブール値の出力:
    • Null 値は false に変換されます。
    • ゼロの数値および小数値(0、-0、0.0、-0.0)は false に変換されます。
    • 空の文字列(""、"''"、"``")は false に変換されます。
    • その他の数値、小数値、文字列、日付、日時値はすべて true に変換されます。
    • リクエストの本文にキーが欠落している場合は、nil と表現されます。
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