Chat接続モニターには、Chatの接続状態を示す情報が表示されます。この情報を詳しく調べることで、社内のIT部門とZendeskのカスタマーサービスチームは、Zendesk Chatダッシュボードのパフォーマンスに関する問題を特定し、解決することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
接続に関する問題を特定する方法については、「Chatの接続のトラブルシューティング」を参照してください。
接続モニターの確認
接続モニターへはChatダッシュボードからアクセスできます。
Chat接続モニターを確認するには
- Chatダッシュボードで、右上隅の自分のプロフィール画像をクリックして、「接続を確認」を選択します。
チャット接続モニター画面が開きます。
- (オプション)このウィンドウのスクリーンショットを撮って、サポートチームと共有します。
このモニターには、Chatの接続関連のデータが表示されます。
接続データについて
接続モニター画面には、接続に関するメトリックが多数表示されます。このセクションでは、接続に関する問題の診断に役立ちそうなメトリックを紹介し、それぞれが提供する情報を説明します。また、その他のいくつかのメトリックについては、概要を表にしてご紹介します。
以下の接続関連の情報は、主に接続の問題に関連するメトリックです。
- Server:Chatダッシュボードは、地理的に最も近いサーバーに接続されています。
- Connection Type:このメトリックに「Ws」(Websocket)以外の値が表示されているときは、接続がファイアウォールにブロックされている可能性があります。
- Status:接続に問題がなければ「接続中」と表示されます。
- Connection Quality:ネットワークとZendesk Chatサーバー間の接続品質を示します。線が黒く塗りつぶされているほど、接続が良好であることを示します。線の塗りつぶし部分が全体の半分以下の場合は、接続テストを行うことをお勧めします。
- Connection Progress:数字の「100」は接続状態が正常であることを示し、「100」未満の値は接続に問題があることを示します。
- Uptime:セッションの合計時間のうち、ブラウザで検出されたChatの接続時間(秒/ミリ秒)です。最近の接続で切断や中断があった場合は、最初の数字(接続時間)が2番目の数字(セッションの合計時間)よりも少なくなります。
- D/C Count:切断数(D/C Count)が接続数(Connected Count)よりも多い場合、Chatダッシュボードの接続に問題が発生している可能性があります。
- Server Timeouts:サーバー側での切断回数を示します。
上記の説明と異なるデータが表示されている場合は、その問題をアカウント管理者または社内のITチームに報告してください。
次の表に、役に立つと思われるその他のメトリックとその定義を示します。
接続モニター画面の項目 | 定義 |
---|---|
Build Version | 現在インストールされているChatのバージョン |
Account Key | 32桁のアカウントキーを表示 |
Server | アカウントが接続しているプロキシサーバー |
Connection Type | コンピュータがサーバーに接続している方法 |
Status | 接続ステータス |
Connection Quality | 遅延を反映 |
Connection Progress | 進捗の完了を100で表し、この値以下場合は問題があることを示す |
Connection Message | ダッシュボードからの既知の最新メッセージ |
Connection Code | ダッシュボードに記録された既知の最新コード |
Browser/Computer Speed | ブラウザにインストールされている拡張機能またはアプリに依存 |
Zone | 国 |
Uptime | ブラウザが検出した連続接続時間(秒/ミリ秒) |
Connect Attempts | 接続試行回数 |
Connected Count | 接続確立回数 |
D/C Count | 接続切断回数 |
Server Timeouts | サーバー側の接続切断回数 |
Reconnect Delay | ユーザーがダッシュボードに再接続するまでに通常かかる時間 |
Lost Frames | 失われた情報の量をカウント |
Out of order Frames | 破損していた送信データ |
Uptime Estimate | ユーザーがログインしていた時間(ミリ秒単位) |
Clock Skew | サーバーとユーザーのタイムゾーンの間の時間差(ミリ秒単位) |
Latency (RTT) | サーバーに何かを送信してからレスポンスが返ってくるまでの時間(ミリ秒単位) |
4件のコメント
sana fatima
my dashboard doesnt contain the check connection option, I have the team plan.
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Javier Segura
My agents are in Guatemala and their chats are always dropping. What is the best ZOPIM (currently its us21.zopim.com) domain server for them?
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Dane
Connection monitor is browser based and cannot be used by bots. I definitely understand that this is such a great functionality to have especially that a significant amount of companies utilizes bots as their first line of support. As it turns out, we don't have a native or API feature yet available for such functionality. The only available option is to look into any failed API calls using CCAPI. I'd recommend creating a Community post separately for that with your use case to help get more visibility and votes on the idea. Then, others can share their use cases to further drive demand for that feature.
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Scott Franke
Is there an API or other method to monitor these connection metrics for non-human/browser-based agents?
This is great for human agents using the browser but doesn't work for non-human agents utilizing the Chat Conversations API. It would be great to monitor these metrics for these types of agents to troubleshoot connection issues.
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