この記事では、既存のExploreレポートを使用して、保存、エクスポート、複製といったさまざまな操作を実行する方法を学習します。レポートの作成方法について詳しくは、「レポートの作成」を参照してください。レポートに対する操作は、レポートライブラリおよびレポート内の2つの場所から実行することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
レポートライブラリでレポートを操作する
レポートライブラリには、レポートの管理やソートに役立つツールが含まれています。左のサイドバーにあるアイコン()をクリックして、レポートライブラリを開きます。レポートライブラリのナビゲーションバーには、次のオプションが表示されます。
- すべてのレポート:Exploreインスタンス内のすべてのレポートを表示します。
- お気に入り:「お気に入り」としてマークされたレポートを表示します。レポートをお気に入りにするには、レポート名の横にある星印のアイコンをクリックします。レポートのお気に入りを解除したい場合は、星印をクリアしてください。
- マイレポート:自分が作成したレポートのみを表示します。
- 最近更新された項目:最近作成されたレポートのみを表示します。
レポートライブラリで、レポートの横にあるプルダウンリストをクリックして、次のオプションを表示できます。
- 編集:レポートビルダーで、選択したレポートを開きます。
- 複製:編集可能なレポートのコピーを作成します。レポートのコピー先のデータセットを選択して、コピーに新しい名前を付けることができます。なお、コピー先のデータセットがレポートのメトリックと属性をサポートしていない場合、レポートは機能しません。
- 名前を変更:レポートビルダーの「名前」列で、レポートに新しい名前を入力できるようになります。または、レポートを実行しているときに、「フィルター」パネルの上の「レポート名」テキストボックスで新しい名前を付けて、「保存」をクリックすることもできます。
- 削除:レポートライブラリからレポートを削除します。レポートにアクセスする権限がない場合、このオプションは選択できません。権限について詳しくは、「Exploreデータセットの権限の設定」を参照してください。複数のレポートを削除する場合は、次の「複数のレポートを削除する」のセクションを参照してください。
複数のレポートを削除する
1つのレポートを削除するだけでなく、以下の手順を使用して複数のレポートを削除することもできます。
複数のレポートを削除するには
- レポートビルダーで、削除する各レポートの横にあるチェックボックスを選択します。
- レポートのリストの下にある「削除」をクリックします。
- 「レポートを削除」警告ダイアログで、「はい、削除します」または「いいえ、キャンセルします」をクリックします。
選択したレポートが削除されます。
レポート内でレポートを操作する
レポートビルダーで、レポートを開いた状態で「保存」をクリックします。ここで、レポートを保存したり、新規または既存のダッシュボードにレポートを追加、複製、またはエクスポートできます。
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保存:現在開いているレポートを保存します。Exploreでレポートを作成または編集する場合、行なった変更は自動的には保存されません。レポートは自分で明示的に保存する必要があります。
メモ:デフォルトでは、レポートには「新規レポート」という名前が付けられます。保存する前に、「フィルター」パネルの上の「レポート名」テキストボックスで名前を付ける必要があります。
- ダッシュボードに追加:レポートを新規または既存のダッシュボードに追加します。レポートはレポートライブラリにも保存されます。詳細については、「ダッシュボードの作成」および「ダッシュボードへのレポートの追加」を参照してください。
- 新しいレポートとして保存:編集可能なレポートのコピーを作成します。レポートのコピー先のデータセットを選択して、コピーに新しい名前を付けることができます。なお、コピー先のデータセットがレポートのメトリックと属性をサポートしていない場合、レポートは機能しません。
- エクスポート:CSV、画像、PDF、またはExcelファイル形式でレポートを作成します。レポートをエクスポートしても、レポートライブラリには保存されません。レポートをCSVとしてエクスポートする場合、レポートのデータのみがエクスポートされます。レポートに適用した書式はエクスポートされません。レポートをExcel形式でエクスポートした場合、レポートのフォーマットは維持されます。
また、「レポートを再度読み込む」ボタンをクリックして、レポートを再読み込みすることもできます。
レポートを再読み込みすると、レポートの計算がすべて内部で再実行されるので、特に複雑なメトリックやカスタムメトリックを操作する場合に便利です。さらに、このようなレポートの再読み込みは、Webページ全体を再読み込みするよりも高速で、まだ保存していない作業が失われることもありません。
タグを使用してレポートを整理する
- チケット:チケットに関係するレポートに付けるタグ
- 記事:記事の閲覧数に関係するレポートに付けるタグ
- マネージャー:経営幹部チームによって作成されたレポートに付けるタグ
ここでは、以下のトピックについて説明します。
レポートのタグを管理する
レポートタグの使用を開始する前に、まずレポートタグを設定する必要があります。すでにいくつか、組織内の他のメンバーによって作成されたレポートタグがある場合もあります。それらの既に存在するレポートタグを使用することも、独自のタグを追加することもできます。編集者ロールまたは管理者ロールを持つExploreユーザーは、タグを作成することができます。さらに、必要なタグを固定表示にすることで、レポートライブラリに表示させるタグを指定することもできます。
タグを作成するには
- レポートライブラリの「タグ」セクションで、「管理」をクリックします。
- 「タグの管理」パネルで、「新しいタグ」をクリックします。
- タグの名前を入力し、「保存」をクリックします。
- 手順2~3を繰り返して、必要な数のタグ名をすべて入力します。操作が終わったら、「完了」をクリックします。
レポートタグを削除または名前変更するには、目的のレポートタグの横にあるオプションメニュー()をクリックします。
タグを固定するには
- 「タグの管理」パネルで、固定したいレポートタグの横にあるピンアイコン()をクリックします。
- 操作が終わったら、「完了」をクリックします。
固定したタグが、レポートライブラリに常時表示されるようになります。
タグをレポートに追加する
レポートビルダーでレポートにタグを追加します。気が変わった場合は、いつでも戻って編集することができます。
タグをレポートに追加するには
- レポートを編集しているときに、タグアイコンをクリックします。
- 「タグの管理」パネルで、レポートに適用するタグを選択します。
- 操作が終わったら、「完了」をクリックします。
タグを条件にしてレポートを表示する
レポートタグを作成したら、ライブラリ内のレポートのリストをフィルタリングして、必要なレポートだけを表示することができます。
タグでレポートをフィルタリングするには
- レポートライブラリの「タグ」セクションで、任意のタグをクリックします。
選択したタグを含むレポートのみがExploreに表示されます。