ベータ版のダッシュボードビルダーを使用して、Explore内にダッシュボードを作成することができます。ダッシュボードは、情報の整理や共有のためのカスタマイズ可能なスペースです。ダッシュボードビルダーを使用すれば、ダッシュボードを迅速かつ簡単に作成することができます。ダッシュボードでは、サービスチャネルの最適化に必要なインサイトを得ることができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
- ダッシュボードの作成
- ダッシュボードコンポーネントの追加とカスタマイズ
- ダッシュボードへのタブの追加
- ダッシュボードでのドリルインの切り替え
- ダッシュボードの編集
- ダッシュボードのプレビュー
- ダッシュボードの公開と共有
- ダッシュボードの外部との共有(Enterpriseのみ)
- ダッシュボードの内容のエクスポート
- ダッシュボードの複製
- ダッシュボードの削除
ダッシュボードの作成
Exploreのベータ版ダッシュボードビルダーを使用して、ダッシュボードを作成することができます。
ダッシュボードを作成するには
- 左側のツールバーで、ダッシュボードアイコン()をクリックします。
- 上部のバナーで、「今すぐお試しください」をクリックします。
- 「ダッシュボードを開始する」ウィンドウで、ダッシュボードをいちからを作成するか(空のダッシュボード)、既定のテンプレートを利用するかを選びます。
- 「選択」をクリックします。
ベータ版ダッシュボードビルダーに移動し、新しいダッシュボードがダッシュボードライブラリに追加されます。レポートやフィルターなどのコンポーネントを追加し、ダッシュボードをさらにカスタマイズすることが可能になりました。既定のテンプレートを利用して作成を開始する場合、それらのコンポーネントはすでに追加されています(ただし、レポートやフィルターを編集したり追加したりすることはいつでも可能です)。
ダッシュボードコンポーネントの追加とカスタマイズ
ダッシュボードには、レポートとフィルターという主要な2種類のコンポーネントを追加することができます。レポートには現在または過去のZendeskの使用に関するメトリックが表示され、フィルターを使用して特定の特性に基づいてデータをスライスすることができます。
レポートやフィルターを追加すると、ヘッダー、サイズ、レイアウトなど、特定の部分をカスタマイズすることができます。
1つのダッシュボードタブに最大35個のコンポーネントを追加できます。35個を超えるコンポーネントを含む旧バージョンのタブがある場合、新しいコンポーネントを追加する前に、既存のコンポーネントを削除するか他のタブに移動させて、タブ内のコンポーネントが35個未満になるようにしてください。
ここでは、以下のトピックについて説明します。
- レポートを追加する
- レポートのヘッダーをカスタマイズする
- コンポーネントのサイズとダッシュボードのレイアウトを変更する
- ライブレポートにアラートを追加する(Enterpriseのみ)
- レポートのツールチップをカスタマイズする
- ライブメトリックについてドリルインを有効にする(Enterpriseのみ)
- フィルターを追加する
- データセット間でフィルターをリンクさせる
- フィルターからレポートを除外する
- テキストコンポーネントを追加する
- レポートまたはフィルターの名前を変更する
- レポートまたはフィルターを削除する
- レポートを開いて編集する
レポートを追加する
- ベータ版ダッシュボードビルダーで、右上にある「+」アイコンをクリックします。
- 「ライブデータ」をクリックするか(Enterpriseプランでほぼリアルタイムの情報をレポートする場合)、「レポート」をクリックし(過去のデータをレポートする場合)、追加するレポートを選択します。
ヒント:「ライブデータ」をクリックした場合、検索ボックスの右側にあるフィルターアイコン()をクリックして、コンポーネントのタイプでフィルターすることができます。これにより、特定のトピックに関するライブデータのコンポーネントを簡単に見つけることができます。
- レポートをクリックして、ダッシュボード内の表示したい場所にドラッグします。レポートは、最も近いグリッド線に自動的にスナップします。
ヒント:コンポーネントのサイズまたは配置を変更するには、「コンポーネントのサイズとダッシュボードのレイアウトを変更する」を参照してください。
レポートのヘッダーをカスタマイズする
- ダッシュボードでレポートをクリックします。
- 右側にあるパネルで、「スタイル」内の以下のオプションを使用してレポートのヘッダーをカスタマイズします。
- ヘッダーを表示:レポート名をレポートの一番上にヘッダーとして表示させたくない場合は、このチェックボックスをオフにします。
- 背景色:レポートの背景の色を選択します。
コンポーネントのサイズとダッシュボードのレイアウトを変更する
デフォルトでは、ダッシュボードのレイアウトは以下のように自動的に調整されます。
- 横幅は閲覧者の画面に合わせて自動的にサイズ変更されます。最大サイズは解像度2k、フルスクリーンでは4kで、最小幅は従来版のダッシュボードビルダーと同じです。
- コンポーネントは自動的に最も近いグリッド線にスナップし、ダッシュボードの上端に沿って整列します。
デフォルトのレイアウトがダッシュボードに合わない場合は、個々のコンポーネントのサイズを変更したり、グリッドにスナップする機能を変更したりできます。
コンポーネントのサイズやダッシュボードのレイアウトを変更するには
- 変更するダッシュボードを開きます。
- 右側のメニューバーで、レイアウトボタン()>「配置」をクリックし、以下のオプションから選択します。
- 任意の場所に配置:ダッシュボード上の任意の場所に自由にコンポーネントを移動できます。
- 上に寄せる:自動的にコンポーネントをダッシュボードの上部にスナップして整列させます。
-
左に寄せる:自動的にコンポーネントをダッシュボードの左側にスナップして整列させます。
- 各コンポーネントの右下隅にあるハンドルを使用して、個々のコンポーネントのサイズを変更します。
コンポーネントのサイズ変更の仕方については、以下のビデオを参考にしてください。
ライブレポートにアラートを追加する(Enterpriseのみ)
- ダッシュボードでライブレポートをクリックします。
- 右側のパネルで、「アラート」>「アラートを追加」をクリックします。
- 「アラート発動基準」で、アラートを発動させるしきい値を選択します(例:レポートが100件以上のチケットを返したとき)。
- 「背景色」で、アラートのしきい値に達したときのレポートの色を選択します。
レポートのツールチップをカスタマイズする
- ダッシュボードでレポートをクリックします。
- 右側のパネルで、「ツールチップ」をクリックします。
- レポートにマウスを合わせたときに表示されるテキストを変更します。または、「ツールチップを表示する」のチェックを外して、ツールチップそのものを非表示にすることもできます。
ライブメトリックについてドリルインを許可する(Enterpriseのみ)
- ダッシュボードで、いずれかのエージェントステータスのライブメトリックをクリックします。
- 右側のパネルで、「ドリルイン」のヘッダーの下にあるオプションを使用して、ダッシュボード閲覧者がそのライブデータメトリックをドリルインしたときに情報をどこまで詳しく見ることができるかを設定します。詳細については、「エージェントのステータスとアクティビティの確認」を参照してください。
- エージェントのステータス:ステータスごとにエージェントのリストを見ることができます。
- 作業項目:個々のエージェントのチケット、チャット、会話を見ることができます。
フィルターを追加する
- 「+」アイコンをクリックします。
- 以下のいずれかをクリックし、追加するフィルターを選択します。
-
ライブフィルター:(Enterpriseのみ)ライブデータをチケットのブランド別またはグループ別にフィルターします。ダッシュボードの閲覧者は、最大5つの値を選択して結果を制限できます。
メモ:同じライブフィルターを複数追加しないでください。追加した場合、ダッシュボードの閲覧者は各フィルターで最大5つの値を選択できますが、フィルターのすべてのコピーを合わせると値が6つ以上になるため、レポート結果は正確になりません。 - 時間フィルター:指定した期間で履歴データをフィルターします。ダッシュボードの閲覧時には、デフォルトで30日の期間が適用されますが、閲覧者は必要に応じて期間の範囲を変更することができます。
- データフィルター:指定した属性で履歴データをフィルターします。ダッシュボードの閲覧者は、値の数を無制限に選択して結果を制限できます。
-
ライブフィルター:(Enterpriseのみ)ライブデータをチケットのブランド別またはグループ別にフィルターします。ダッシュボードの閲覧者は、最大5つの値を選択して結果を制限できます。
- フィルターをクリックして、ダッシュボード内の表示したい場所にドラッグします。フィルターは、最も近いグリッド線に自動的にスナップします。
ヒント:コンポーネントのサイズまたは配置を変更するには、「コンポーネントのサイズとダッシュボードのレイアウトを変更する」を参照してください。
データセット間でフィルターをリンクさせる
同じダッシュボード内で複数のデータセットを使用する場合は、使用しているデータセット間でダッシュボードレベルのフィルターをリンクすることをお勧めします。このようにフィルターがリンクされている場合、閲覧者がダッシュボードレベルのフィルターを適用すると、たとえ異なるデータセットから作成されたレポートであっても、ダッシュボード内のリンクされたデータセットからのすべてのレポートがフィルタリングされます。
なお、データフィルターは常に特定の属性から作成されることに注意してください。設計上、この属性は特定のデータセットに関連付けられています。そのため、複数のデータセットからレポートを作成する場合は、1つのフィルターをデータセット間でリンクさせる必要があります。
たとえば、Support:チケットデータセットとSupport:チケットの更新データセットから作成されたレポートを含むダッシュボードがあるとします。Support:チケットデータセットの時間 - チケットの作成属性を使用してダッシュボードに時間フィルターを追加し、ダッシュボードの結果をフィルタリングできるようにします。ただし、デフォルトでは、このフィルターはSupport:チケットデータセットから作成されたレポートにのみ適用されます。ダッシュボードのすべてのレポートにフィルターを適用するには、そのフィルターをSupport:チケットの更新データセットの同様の属性にもリンクする必要があります。
フィルターが複数のデータセットにリンクされていて、ダッシュボードの制限またはデータセットのアクセス権限によって閲覧者がアクセスできないフィルター値がある場合、値はフィルターのドロップダウンに表示されますが、レポートの結果では常にダッシュボードの制限またはデータセットのアクセス権限が適用されます。つまり、閲覧者がアクセスできないフィルター値がフィルターのドロップダウンに表示されている場合、それらを選択してもレポートには何も表示されません。
データセット間でフィルターをリンクするには
- 追加した時間フィルターまたはデータフィルターのヘッダーをクリックします。
- 右側のパネルで、「フィルターをリンクさせる」ドロップダウンリストをクリックします。リストには、ダッシュボード内のいずれかのレポートで現在使用されているデータセットのすべての属性が含まれます。
- 元のフィルターのデータセットとは異なるデータセットまでスクロールし、フィルターをリンクさせたい属性を選択します。属性は1つ以上選択できます。フィルターの元の属性はグレーで表示され、選択できません。
たとえば、元のフィルターがSupport:チケットデータセットの時間 - チケットの作成属性を使用している場合、Support:チケットの更新データセットまでスクロールし、そこで時間 - チケットの作成属性を選択します。
フィルターからレポートを除外する
状況によっては、ダッシュボード上のレポートがダッシュボードレベルのフィルターの影響を受けないようにしたい場合があります。これは特に以下のような場合に役立ちます。
- その他のフィルタリングされたダッシュボード上のベンチマークレポート。たとえば、会社全体のベンチマークとして機能する1つのレポートと、ダッシュボードレベルのフィルターを使用して特定のチームで絞り込んだレポートを含むダッシュボードがあるとします。このシナリオでは、ベンチマークレポートがチームフィルターの影響を受けないようにします。
- データセット間でリンクされたフィルターに適用されない属性に基づくレポート。たとえば、解決済みチケットに関するレポートと作成済みチケットに関するレポートを含むダッシュボードがあるとします。ダッシュボードにチケット作成日に基づく時間フィルターが含まれている場合、解決済みチケットレポートがそのフィルターの影響を受けないように除外することができます。これにより、解決済みチケットレポートがnullデータを返さないようにします(このレポートはチケット作成日ではなくチケット解決日に基づいているため)。
ダッシュボードのレポートは、時間フィルターまたはデータフィルターのどちらからも除外できます。フィルターから除外されたレポートは、ダッシュボードの制限からも除外されます。
ダッシュボードレベルのフィルターからレポートを除外するには
- ダッシュボードレベルのフィルターから除外するレポートをクリックします。
- 「フィルターから除外」フィールドで、除外するフィルターを選択します。リストに表示されるのは、ダッシュボードに追加されたフィルターのみです。
テキストコンポーネントを追加する
テキストコンポーネントを使用すると、レポートの説明やセクションのヘッダーなどの追加のコンテキストをダッシュボードに追加することができます。
- ベータ版ダッシュボードビルダーで、右上にある「+」アイコンをクリックします。
- 「その他のコンポーネント」で、「テキスト」をクリックします。
- ダッシュボードに表示されたコンポーネントをクリックし、テキストを入力します。
- テキストボックスの下にある書式ツールを使用して、スタイルやカラー、リンクなどの書式をテキストに設定します。
レポートまたはフィルターの名前を変更する
- ダッシュボードでレポートまたはフィルターをクリックします。
- 右側のパネルで、コンポーネント名の隣にあるオプションメニューアイコンをクリックします。
- 「名前を変更」をクリックします。
- コンポーネントの新しい名前を入力し、チェックボックスを選択します。
レポートまたはフィルターを削除する
- ダッシュボードでレポートまたはフィルターをクリックします。
- 右側のパネルで、コンポーネント名の隣にあるオプションメニューアイコンをクリックします。
- 「削除」>「アイテムを削除する」をクリックします。
レポートを開いて編集する
ダッシュボードビルダーから、レポートエディターでレポートをすばやく開くことができます。これにより、レポートライブラリからレポートを検索して開くことなく、レポート自体(メトリック、属性、その他のカスタマイズなど)に変更を加えることができます。
レポートを開いて編集するには
- ベータ版ダッシュボードビルダーで、更新したいダッシュボードのレポートをクリックします。
- 右側に開いたペインで、「レポートビルダーで編集」をクリックします。
選択したレポートがレポートビルダーで開きます。 - 必要に応じてレポートに変更を加えます。
- 完了したら、以下のオプションから選択することができます。
- ダッシュボードに保存:変更が保存され、ダッシュボードビルダーに戻ります。
- 保存して編集を続ける:変更が保存され、レポートエディターは開いたままです。
-
保存せずに閉じる:変更は保存されず、ダッシュボードビルダーに戻ります。
ダッシュボードへのタブの追加
ダッシュボードに多くの情報が含まれている場合、ダッシュボードの使いやすさを向上させるために、情報をいくつかのタブに分けるとよいでしょう。ダッシュボードの左側にある「タブ」パネルで、タブの追加と管理ができます。
デフォルトでは、ダッシュボードにはタブがありません。「タブ」パネルに何かを表示させるには、ダッシュボードに少なくとも2つのタブが必要です。1つのダッシュボードに最大10個のタブを作成できます。
新しいタブを作成するには
- 「タブ」パネルで、プラス(+)アイコンをクリックします。
- 「タブを追加」ウィンドウで、タブをいちから作成するか(空白タブ)、既定のテンプレートを利用するかを選択します。
- 「選択」をクリックします。新しいタブがリストに表示されます。
新しく作成されたタブはデフォルトで「新しいタブ」という名前になり、常に空白になります。既定のテンプレートを利用して作成を開始する場合、それらのコンポーネントはすでに追加されています(ただし、レポートやフィルターを編集したり追加したりすることはいつでも可能です)。
ダッシュボードに初めてタブを追加すると、「タブ」パネルに2つのタブ(1つだけではない)が表示されます。これは、既存のダッシュボードの内容が1つ目のタブとして保持され、空白のダッシュボードが2つ目のタブとして作成されるためです。
タブを複製するには
- 「タブ」パネルで、コピーを作成したいタブにカーソルを合わせます。
- オプションアイコン()をクリックし、「複製」を選択します。
タブのコピーがタブリストに追加されます。新しく複製されたタブには、デフォルトで「<タブ名>(のコピー)」という名前が付けられます。
タブの名前を変更するには
- 「タブ」パネルで、名前を変更したいタブにカーソルを合わせます。
- オプションアイコン()をクリックし、「名前の変更」を選択します。
- タブにわかりやすい名前を付け、チェックマークをクリックして保存します。
タブを並べ替えるには
- タブをクリックし、リストの下または上にドラッグしてタブの順序を変更します。
タブを削除するには
- 「タブ」パネルで、削除したいタブにカーソルを合わせます。
- オプションアイコン()をクリックし、「削除」を選択します。
ダッシュボードのタブを1つだけ残してすべて削除すると、最後に残ったタブはタブとみなされなくなり、「タブ」パネルに表示されなくなります。代わりに、最後に残ったタブの内容がダッシュボードの唯一の内容になります。
タブを非表示または表示するには
- 「タブ」パネルの右上にある矢印をクリックすると、タブのリストが非表示になります。
- 矢印を再度クリックすると、タブのリストが再表示されます。
ダッシュボードでのドリルインの切り替え
ダッシュボードの閲覧者は、ドリルイン機能を使って追加の属性でメトリックをスライスすることで、レポートの結果を絞り込むことができます。詳しくは「ドリルインを使用したレポートの絞り込み」を参照してください。
デフォルトでは、ドリルインはベータ版ダッシュボードビルダーで作成されたすべてのダッシュボードでオフになっています。これにより、ダッシュボードの制限の対象となる閲覧者が、アクセスすべきでないレポート結果にドリルインできないようになっています。ダッシュボードに制限がない場合は、以下の手順でドリルインを有効にできます。
ダッシュボードでドリルインを切り替えるには
- ベータ版ダッシュボードビルダーで、設定アイコン()をクリックします。
- ダッシュボード閲覧者がレポートの結果を絞り込めるようにするかどうかに応じて、「ドリルインを許可」チェックボックスを選択またはオフにします。
ダッシュボードの編集
ベータ版ダッシュボードビルダーを使用して作成したダッシュボードを編集することができます。
ダッシュボードを編集するには
- 左側のバーのダッシュボードライブラリアイコン()をクリックします。
- 編集したいダッシュボードにカーソルを合わせて「編集」をクリックします。
- 必要に応じて、コンポーネントの追加、カスタマイズ、削除を行います。
ダッシュボードのプレビュー
ダッシュボードをプレビューして、どのように表示されるかをエンドユーザーの視点から確認できます。
ダッシュボードをプレビューするには
- ベータ版ダッシュボードビルダーで、左上にある「表示」ボタンをクリックします。
ダッシュボードの公開と共有
Exploreでダッシュボードを作成する場合、デフォルトでは作成者のユーザーしかダッシュボードを見ることができません。ダッシュボードを他のユーザーと共有するには、ダッシュボードを公開し、他のユーザーを招待する必要があります。
ダッシュボードを公開して他のエージェントと共有するには
- ダッシュボードが開いた状態で、「変更を公開する」をクリックします。
- 「共有」をクリックします。
「メンバーを招待する」ウィンドウが開きます。 - 「チームメンバーまたはグループを追加する」フィールドで、ダッシュボードを共有したいエージェントまたはグループを検索して選択します。グループのメンバーを確認したい場合は、「情報を確認」にマウスのカーソルを合わせると、グループのメンバーをアルファベット順に最大20名まで表示できます。
- 「アクセス」フィールドで、招待するユーザーに対してダッシュボードのデータを制限するかどうかを決定します。詳しくは「閲覧者に応じてダッシュボJIJIIJIードのデータを動XDX的に適応させる方法」を参照してください。
- (オプション)ユーザーをダッシュボードに招待するメール通知を送信しない場合は、「メール通知を送信」チェックボックスをオフにします。メールを送信しなかった場合でも、ユーザーはレポートライブラリでダッシュボードを見つけたり、ダッシュボードのURLにアクセスすることができます。
- 「メンバーを招待する」をクリックします。
ダッシュボードの外部との共有(Enterpriseのみ)
外部リンク共有を有効にしている場合、Zendeskアカウント以外のメンバーともダッシュボードリンクを共有できます。
ここでは、以下のトピックについて説明します。
外部ダッシュボードリンクを生成する
- ダッシュボードを新規作成するか、既存のダッシュボードを開きます。
- 「共有」のとなりにあるドロップダウン矢印をクリックし、「リンクを取得」を選択します。
「リンクを作成」ウィンドウが開きます。
- 「アクセスタイプ」フィールドで、ダッシュボードリンクの閲覧者が「すべてのデータ」を表示できるようにするか、指定したダッシュボード制限に含まれるデータのみを表示できるようにするかを選択します。
メモ:「閲覧者に基づく」設定を使用するダッシュボード制限は外部で共有できないため、このリストには表示されません。ヒント:ドロップダウンで「ダッシュボードの制限を作成」をクリックすると、新しいダッシュボード制限を簡単に作成できます。詳しくは「閲覧者に応じてダッシュボードのデータを動的に適応させる方法」を参照してください。 - (オプション)閲覧者がダッシュボードを開くためにパスワードを入力する必要がないように、「パスワードで保護する」の選択を解除します。
- (オプション)ランダムに生成されたパスワードに代わる新しいパスワードを入力します。目のアイコンをクリックすると、パスワードをプレーンテキストで表示できます。パスワードは以下の条件を満たす必要があります。
- 10文字以上
- 大文字:1文字以上
- 記号:1個以上
- 数字:1個以上
- (オプション)「パスワードをコピー」をクリックして、パスワードをクリップボードにコピーします。このパスワードは二度と保存できないため、パスワードマネージャーに保存してください。ただし、必要に応じて、後でパスワードをリセットすることができます。
メモ:パスワード保護されたダッシュボードにアクセスしようとしたユーザーが、パスワード入力を5回間違えると、すべてのユーザーが5分間そのダッシュボードにアクセスできなくなります。 - 「リンクを作成」をクリックします。
- 「共有」のとなりにあるドロップダウン矢印をクリックし、「リンクを取得」を再び選択します。
- 「リンクをコピー」をクリックすると、外部ダッシュボードのリンクがクリップボードにコピーされます。
- ダッシュボードを表示する必要があるすべてのユーザーとリンク(および該当する場合はパスワード)を共有します。
外部ダッシュボードリンクのパスワードをリセットする
- すでに外部リンクを生成したダッシュボードを開きます。
- 「共有」のとなりにあるドロップダウン矢印をクリックし、「リンクを取得」を選択します。
- 「リンクを取得」ウィンドウで、オプション()アイコンをクリックし、「パスワードのリセット」を選択します。
外部リンクからダッシュボードにアクセスする場合、以前のパスワードは使えなくなります。
外部ダッシュボードリンクのパスワードを削除する
- すでに外部リンクを生成したダッシュボードを開きます。
- 「共有」のとなりにあるドロップダウン矢印をクリックし、「リンクを取得」を選択します。
- 「リンクを取得」ウィンドウで、オプション()アイコンをクリックし、「パスワードを削除」を選択します。
ダッシュボードリンクがわかれば、誰でもパスワードを入力することなくダッシュボードを閲覧することができます。必要に応じて、パスワードをリセットして元に戻すことができます。
外部ダッシュボードリンクを削除する
- すでに外部リンクを生成したダッシュボードを開きます。
- 「共有」のとなりにあるドロップダウン矢印をクリックし、「リンクを取得」を選択します。
- 「リンクを取得」ウィンドウで、オプション()アイコンをクリックし、「リンクを削除」を選択します。
以前に生成されたリンクは機能しなくなり、そのリンクからはダッシュボードにアクセスできなくなります。必要に応じて、新しいリンクを生成することもできます。
ダッシュボードの内容のエクスポート
ダッシュボードのタブやレポートの現在のバージョンを保存したい場合があります。あるいは、データを別の形式で表示したい場合もあります。「エクスポート」オプションを使用すると、ダッシュボードタブまたはレポートを個別にコンピュータに保存できます。
ここでは、以下のトピックについて説明します。
ダッシュボードタブをエクスポートする
ダッシュボードビルダーからタブ全体をエクスポートできます。タブをエクスポートする場合、個々のタブを1つずつエクスポートする必要があります。ダッシュボードのすべてのタブを一度にエクスポートすることはできません。
ダッシュボードタブをエクスポートするには
- ダッシュボードを開いた状態で、エクスポートしたいタブを選択します。
- (オプション)左上のダッシュボード名の横にある、エクスポートするダッシュボードの制限を選択します。タブのすべてのデータをエクスポートする場合は、「すべてのアクセス」が選択されていることを確認します。
- ダッシュボードの右上隅にあるエクスポートアイコンをクリックします。
- 「ダッシュボードのエクスポート」ウィンドウで、CSV、Excel、画像、またはPDFのいずれかのエクスポート形式を選択します。各オプションの詳細については、「エクスポート形式の選択」を参照してください。
- 「ダッシュボードのエクスポート」をクリックします。
ドリルインの結果をエクスポートする
ドリルインウィンドウの内容をエクスポートできます。
ドリルインの結果をエクスポートするには
- ダッシュボードを開いた状態で、レポートにドリルインします。
- 「エクスポート」の隣にあるドロップダウン矢印をクリックし、ExcelまたはCSVのエクスポート形式を選択します。
- 「エクスポート」をクリックします。
ダッシュボードの複製
既存のダッシュボードと似ているダッシュボードが必要な場合、既存のダッシュボードを複製して、それに手を加えることもできます。ダッシュボードを複製する方が、いちから作成するより時間がかかりません。
ダッシュボードを複製するには
- 左側のバーのダッシュボードライブラリアイコン()をクリックします。
- 複製するダッシュボードにカーソルを合わせて、ダッシュボード名の右横にある設定ドロップダウンをクリックします。
- 「複製」をクリックします。
- 「ダッシュボードを複製する」メニューで、複製されたダッシュボードに新しく名前を付けて、レポートおよびデータセットを複製するかどうかを指定します。
- 「複製」をクリックします。
ダッシュボードの削除
必要なくなったダッシュボードは、削除することができます。不要なダッシュボードを削除することで、ダッシュボードライブラリが整理され、必要なダッシュボードを見つけやすくなります。
ダッシュボードを削除するには
- 左側のバーのダッシュボードライブラリアイコン()をクリックします。
- 削除するダッシュボードにカーソルを合わせて、ダッシュボード名の右横にある設定ドロップダウンをクリックします。
- 「削除」をクリックします。
- 「ダッシュボードを削除する」メニューで、「はい、削除します」をクリックします。