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Suite Team、Growth、Professional、EnterpriseまたはEnterprise Plus
Support + Explore Light、ProfessionalまたはEnterprise

管理者は、ユーザーのExploreへのアクセス権や、Explore内での閲覧や操作の範囲を制御できます。たとえば、あるユーザーにはレポートの作成と閲覧を許可し、他のユーザーにはダッシュボードの閲覧のみのアクセスを許可することができます。

Exploreへのアクセスを制御するには、ロールを使用します。ロールの名前、およびロールをユーザーに関連付ける方法は、プランによって異なります。

この記事では、以下のトピックについて説明します。

  • Exploreのアクセス権限について
  • Exploreのロールを使用してExploreのアクセス権限を付与または変更する(Professionalのみ)
  • Exploreのロールを使用してExploreのアクセス権限を付与または変更する(Enterpriseのみ)
  • Exploreの権限を確認する

Exploreのアクセス権限について

ZendeskユーザーがデフォルトでExploreにアクセスできるかどうかは、ご利用のExploreプランとユーザーのタイプによって異なります。Exploreのアクセス権限は、この記事で説明する手順に従って、いつでも変更したり削除したりすることができます。

ヒント:ご利用のExploreのプランがご不明な場合は、「Zendesk Exploreの各種プランについて」を参照して、各Suiteプランに含まれるExploreのバージョンをご確認ください。

Exploreのプランごとのアクセス権限:

  • Explore Lite:すべてのSupportユーザーには、デフォルトで既定のダッシュボードへの閲覧アクセス権限があります。
  • Explore Professional:Exploreへのデフォルトのアクセス権限は、ユーザー作成時に選択されたロールによって異なります。
    • Supportのライトエージェントには、Exploreの閲覧者権限が付与されます。
    • Supportのスタッフと閲覧担当には、Exploreへのアクセス権限がないため、手動でアクセス権限を付与する必要があります。
    • Supportの管理者には、Exploreの管理者権限が付与されます。
  • Support Enterprise:Exploreへのデフォルトのアクセス権限は、ユーザーのカスタムロールによって定義されます。詳しくは「Exploreのロールを使用してExploreアクセス権限を付与または変更する(Enterpriseのみ)」を参照してください。

以下のビデオでは、架空の企業がExploreのアクセス権限を使って、異なるオフィス間で機密データへのアクセスをどのように管理しているかをご紹介します。

Exploreチケットのグループ権限(10:29)

Exploreのロールを使用してExploreのアクセス権限を付与または変更する(Professionalのみ)

メモ:Zendesk Supportでカスタムロールを使用している場合は、「Exploreのロールを使用してExploreアクセス権限を付与または変更する(Enterpriseのみ)」を参照してください。

Exploreのロールは、管理センターで設定します。ユーザーを設定するには、Supportの管理者である必要があります。

ユーザーのExploreアクセス権限を付与または変更するには

  1. 管理センターで、サイドバーにある「 メンバー」をクリックし、「チーム」>「チームメンバー」を選択します。
  2. ユーザーのプロフィールを検索して選択し、開きます。
  3. 「ロールとアクセス」タブで、Exploreの横にある「アクセス」チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択しない場合、他のアクセス権限の設定にかかわらず、ユーザーはExploreにアクセスできません。

  4. 「ロール」ドロップダウンで、適切なロールを選択します。
    ロール 権限
    管理者

    すべての編集者権限に加えて、次の権限が含まれます。

    • データセットに対する権限を更新する(「Exploreデータセットの権限の設定」を参照)。
    • グラフと色分けされたメトリックのデフォルトの色を変更する。
    • ダッシュボードをエクスポートするときにExcelの設定を編集する。列区切り記号、タブ区切り記号、小数点以下の桁数、小数点記号、および桁区切りなどを編集できます。
    • すべてのExploreユーザーへのダッシュボード配信スケジュールを管理する
    • ダッシュボードが誰によって作成されたか、誰と共有されたかに関係なく、アカウント全体のすべてのダッシュボードを表示および編集する。
    • データセットのエクスポートを設定する。
    編集者
    • 新しいダッシュボード、レポート、およびデータセットを作成したり、カスタマイズしたりする。
    • 作成および共有したダッシュボード、レポート、およびデータセットを編集する。
    • ダッシュボードをZendeskのユーザーまたはグループと共有する。
    • ダッシュボードのメール配信スケジュールを設定する(「ダッシュボード配信のスケジューリング」を参照)。
    閲覧者
    • 閲覧者自身と共有されているダッシュボードを表示する。
    • レポートおよびダッシュボードを作成することはできない。
  5. 「保存」をクリックします。

Exploreのロールを使用してExploreのアクセス権限を付与または変更する(Enterpriseのみ)

Enterpriseプランをご利用の場合は、管理者がカスタムロールを使用してExploreへのアクセス権限を設定します。カスタムロールを使用すると、複数のユーザーについてさまざまなZendesk製品へのアクセスを同時に管理できます。

標準のカスタムロールのいずれかをユーザーに適用すると、ユーザーには自動的に次のExploreロールが付与されます。

Support Enterpriseカスタムロール Exploreのロール
管理者(システム)

レポート、ダッシュボード、データセットの管理(管理者)

チームリーダー(カスタム)

レポートおよびダッシュボードの管理(編集者)

スタッフ(カスタム)

ダッシュボードの表示(閲覧者)

閲覧担当(システム) ダッシュボードの表示(閲覧者)
アドバイザー(カスタム)

ダッシュボードの表示(閲覧者)

ライトエージェント(システム)
ダッシュボードの表示(閲覧者)
メモ:Zendeskインスタンス内にライトエージェントが存在し、それらのエージェントにライトエージェントのカスタムロールを割り当てている場合、ライトエージェントは共有ダッシュボードを表示することができます(Enterpriseプランと旧バージョンのExploreプランのみ適用可能)。
新しいカスタムロール

ダッシュボードの表示(閲覧者)

システムロールはカスタマイズできませんが、カスタムロールはカスタマイズできます。さらに、独自のカスタムロールにExploreへのアクセス権限を設定できます。

カスタムロールにExploreへのアクセス権限を設定するには

  1. 管理センターで、サイドバーにある「 メンバー」をクリックし、「チーム」>「ロール」を選択します。
  2. ロールのリストから、Exploreへのアクセス権限を設定したいカスタムロールのオプションメニュー()をクリックし、「編集」をクリックします。
  3. ロールの設定ページを下にスクロールし、「分析」セクションが表示されたら、必要に応じて以下のExplore権限設定を構成します。
    ロール 権限
    アクセス権なし Exploreにアクセスできない
    ダッシュボードの表示(閲覧者)

    所属先のグループのデータ(アクセス制限のある閲覧者)

    • 閲覧者自身と共有されているダッシュボードを表示する。
      • ユーザーが属しているSupportグループの履歴データのみを表示可能
      • ライブデータは表示できない
    • レポートおよびダッシュボードを作成することはできない。
    • 設定にアクセスできない

    選択したグループのデータ(アクセス制限のある閲覧者)

    • 閲覧者自身と共有されているダッシュボードを表示する。
      • 指定したSupportグループの履歴データのみを表示可能
      • ライブデータは表示できない
    • レポートおよびダッシュボードを作成することはできない。

    • 設定にアクセスできない

    すべてのデータ(フル権限を持つ閲覧者)

    • 閲覧者自身と共有されているダッシュボードを表示する。

      • 権限を持っているデータセットの履歴データを表示可能

      • ライブデータを表示可能

    • レポートおよびダッシュボードを作成することはできない。

    • 設定にアクセスできない

    レポートおよびダッシュボードの管理(編集者)

    所属先のグループのデータ(アクセス制限のある編集者)

    • すべてのデータセットからのレポートの作成およびカスタマイズ
      • ユーザーが属しているSupportグループの履歴データのみを表示および操作可能
      • ライブデータの表示も操作もできない
    • リンクを使った外部とのダッシュボード共有、ダッシュボード配信のスケジュール作成や受信、ダッシュボードの制限の作成はできない
    • 設定にアクセスできない

    選択したグループのデータ(アクセス制限のある編集者)

    • 「Support - チケット」と「Support - 更新履歴」のデータセットのみからレポートを作成およびカスタマイズする
      • 指定したSupportグループの履歴データのみを表示および操作可能
      • ライブデータの表示も操作もできない
    • リンクを使った外部とのダッシュボード共有、ダッシュボード配信のスケジュール作成や受信、ダッシュボードの制限の作成はできない
    • 設定にアクセスできない

    すべてのデータ(フル権限を持つ編集者)

    • ライブデータに加えて、権限のあるデータセットからもレポートを作成し、カスタマイズする
    • ダッシュボードを作成し、カスタマイズする
    • カスタムデータセットを作成する
    • 他のユーザーが作成したレポート、ダッシュボード、データセットを編集する
    • ダッシュボードをZendeskのユーザーまたはグループと共有する。
    • ダッシュボード配信のスケジュールを作成し、受信する
    • ダッシュボードの制限を作成する
    レポート、ダッシュボード、データセットの管理(管理者)

    「すべてのチケットデータ」オプションのすべての「編集者」権限に加え、以下の権限を含む。

    • データセットの権限を変更する

    • グラフと色分けされたメトリックのデフォルトの色を変更する。

    • ダッシュボードをエクスポートする際に、Excelの設定(列とタブの区切り文字、小数点以下の桁数と小数点の区切り文字、千単位の区切り文字など)を編集する

    • すべてのExploreユーザーへのダッシュボード配信スケジュールを管理する

    メモ:Exploreはプライベートとパブリックのチケットグループを区別しません。Exploreの「すべてのデータ」のアクセス権を持つユーザーであれば、プライベートおよびパブリックのすべてのチケットグループを閲覧できます。この記事で説明されている制限付きの編集者権限を使用して、ユーザーのチケットグループの表示を制限できます。
  4. 「保存」をクリックします。

これで、カスタムロールが1人以上のユーザーに割り当てられるたびに、設定したレベルのExploreのアクセス権限がそのユーザーに付与されます。

Exploreの権限を確認する

Exploreにアクセスできるユーザーは、Explore内のデータへのアクセスレベルを確認することができます。これは、レポートとダッシュボードに表示されるデータを理解するのに役立ちます。

Exploreの権限を確認するには

  1. Exploreで、右上のプロフィールアイコンをクリックします。
  2. 「データアクセス」をクリックします。

    アクセス可能なデータのウィンドウには、現在アクセス可能なチケットグループとデータセットが表示されます。

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