トリガの編成には、並べ替えとソートの2つのオプションがあります。トリガの順序変更を行うと、トリガが起動する順序も変わります。ソートを行っても、トリガが起動する順序は変更されず、トリガのリストの表示のみが変更されます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
トリガを並べ替える
トリガのリストを並べ替えて、トリガが起動する順序を指定できます。トリガの起動順序は重要です。すべてのアクティブトリガは、チケットが作成または更新されるたびに実行されます。また、1個のトリガ内のアクションが、別のトリガ内のアクションに影響する可能性があります。詳しくは「トリガの実行タイミングについて」を参照してください。
- チケットの値を変更または更新するトリガ。ステータス、優先度、その他のフィールド値など、チケット値を変更するトリガを最初にリストする必要があります。これらのトリガは、チケットの割り当てと通知に影響を与える可能性があります。
- チケットを割り当てるトリガ。チケットの他の値を更新するトリガの後には、チケットをグループまたは個々のエージェントに割り当てるトリガをリストする必要があります。
- 通知を行うトリガ。ユーザーまたはターゲットに通知を送信するトリガは、最後にリストする必要があります。これは、メール通知を送信する前に、システムに必要な変更を加えておきたいからです。
トリガカテゴリを使用することで、一度に複数のトリガの順序を並べ替えることができます。詳しくは「トリガカテゴリを並べ替える」と「カテゴリ内のトリガを整理する」を参照してください。
トリガの順序を更新しても、改訂履歴には反映されませんが、最後に更新されたタイムスタンプには反映されます。
ドラッグアンドドロップを使用してトリガを並べ替えるには
- 管理センターで、サイドバーの「
オブジェクトとルール」をクリックし、「ビジネスルール」>「トリガ」を選択します。
- 「トリガ」ページの右上にある「順序を編集」をクリックします。
デフォルトの並び順でトリガのリストが表示されます。
- 移動するトリガを選択します。
- 移動するトリガのドラッグアンドドロップハンドル(
)をクリックして押さえたままにします。
- トリガを目的の位置にドラッグし、ハンドルを放します。上記の手順を繰り返し、トリガリストを並べ替えます。
- 「保存」をクリックします。
リスト内のトリガを並べ替える
デフォルトでは、トリガは位置(起動の順番)でソートされます。並び順を変更するには、トリガページに表示される列見出しをクリックします。次のようなプロパティに基づいてソートすることができます。
- 名前
- 最終更新
- 作成日
- トリガ(過去1時間、過去24時間、過去7日間、過去30日間)
トリガをソートしても、トリガが起動する順序には影響しません。トリガを起動する順序を変更したい場合は、「トリガを並べ替える」の手順に従います。
- 管理センターで、サイドバーの「
オブジェクトとルール」をクリックし、「ビジネスルール」>「トリガ」を選択します。
- トリガのソートに使用する列見出しをクリックします。
選択したプロパティを基準にトリガがソートされます。
- 列見出しを再度クリックして、並び順を昇順から降順に変更します。
- 列見出しを3回クリックすると、デフォルトの並び順に戻ります。
- デフォルトの並び順に戻るには、「並べ替えを元に戻す」をクリックします。
- リストに表示される列見出しの一部を変更することで、ソートのオプションを増やすことができます。詳しくは、「トリガリストの列の表示と非表示を切り替える」を参照してください。
トリガリストの列の表示と非表示を切り替える
トリガページを更新して、トリガリストに表示される列を変更できます。デフォルトの列(名前)は変更できませんが、他の列は変更できます。
列を表示または非表示にするには
- 管理センターで、サイドバーの「
オブジェクトとルール」をクリックし、「ビジネスルール」>「トリガ」を選択します。
- 「トリガ」ページで、列見出しの右端にある列の表示/非表示アイコン(
)をクリックします。
「列を表示」メニューが表示されます。
- 含める列を選択します。「説明」、「作成日」、「更新日」、「過去1時間に実行されたトリガ」、「過去24時間に実行されたトリガ」、「過去7日間に実行されたトリガ」、「過去30日間に実行されたトリガ」から選択できます。チェックマークの付いた列が「トリガ」ページに表示されます。また、「カテゴリをすべて折りたたむ」を選択することで、リスト内の展開されたカテゴリをすべて閉じることができます。
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