検索クローラーを使用することで、開発者の手を借りずに、ヘルプセンターに横串検索を実装することができます。ヘルプセンターで複数のクローラーを設定して、同一Webサイトまたは異なるWebサイトのさまざまなコンテンツをクロールし、インデックスを作成することができます。詳しくは「検索クローラーのしくみ」を参照してください。
メモ:ヘルプセンターの検索クローラーは、適用されるすべての法律および関連するWebサイトの利用規約を遵守して使用する必要があります。サイトマップの追加は、そのようなサイトマップに関連付けられたドメインを所有している場合にのみ行ってください。ヘルプセンターの検索クローラーを使用することにより、クローラーに追加されたすべてのサイトマップのドメインを所有していること、およびそのようなWebサイトをクロールする権利があることを確認するものとします。
検索クローラーを設定するには
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Guideで、サイドバーの設定アイコン()をクリックし、「検索設定」をクリックします。
- 「クローラー」の「管理」をクリックします。
- 「クローラーを追加」をクリックします。
- 「このクローラーに名前を付ける」で、次のように設定します。
- 名前:クローラーに割り当てる名前を入力します。これは、クローラー管理リストで検索クローラーを識別するための内部名です。
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オーナー:クローラーのメンテナンスとトラブルシューティングを担当するGuide管理者のユーザー名を入力します。デフォルトでは、クローラーオーナーはクローラーを作成するユーザーですが、任意のGuide管理者に変更できます。
クローラーのオーナーには、クローラーが正常に実行されたときと、ドメイン検証やサイトマップの処理、ページのクロールなどで問題が発生してエラー通知があるときに、メール通知が届きます。詳しくは「検索クローラーのトラブルシューティング」を参照してください。
- 「クロールするWebサイトを追加する」で、次のように設定してドメインのオーナーシップを確認します。
- WebサイトURL:クロールするWebサイトのURLを入力します。
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ドメイン所有権の確認:「コピー」をクリックしてHTMLタグをクリップボードにコピーし、サイトの認証されていないホームページのHTMLコードの<head>セクションにタグを貼り付けます。この作業は、クローラーの設定が完了した後に行うことができ、確認タグはクローラーの編集ページでいつでも見つけることができます。詳しくは、「検索クローラーの管理」を参照してください。
メモ:クローラーは実行するたびにドメイン認証を正常に完了する必要があるため、一度設置したタグは削除しないでください。
- 「サイトマップを追加する」では、「サイトマップURL」に、サイトのクロール時にクローラーが使用するサイトマップのURLを入力します。サイトマップは、sitemaps XMLプロトコルに従い、クロールするサイト内のすべてのページのリストを含んでいる必要があります。
サイトマップには、サイトのすべてのページを含む標準のサイトマップと、クローラーにクロールさせたいページをリストする専用のサイトマップがあります。すべてのサイトマップは、クローラーがクロールするように設定されたドメインにホストされている必要があります。同じサイトに複数のクローラーを設定し、それぞれが異なるサイトマップを使用することで、検索クローラーにクロールさせたいページを定義できます。メモ:検索クローラーはサイトマップインデックスに対応していません。サイトマップとは、インデックスさせたい各ページのURLをリストしたファイルです。サイトマップインデックスとは、個々のサイトマップのURLをリストしたファイルです。
- 「フィルターを追加してこのコンテンツを見つけやすくする」で、エンドユーザーが検索結果のフィルタリングに使用するソースフィルターとタイプフィルターを設定します。ソースとは、フォーラム、問題のトラッカー、学習管理システムなどの外部コンテンツのソースを指します。タイプとは、ブログ投稿、テクニカルノート、バグレポートなど、コンテンツの種類を示します。
- ソース:矢印をクリックし、リストからソースを選択するか、「+新しいソースを作成する」を選択して、このコンテンツの場所を示す名前を付けます。
- タイプ:矢印をクリックし、リストからタイプを選択するか、「+新規タイプを作成」を選択して、コンテンツのタイプを示す名前を付けます。
メモ:検索クローラーの設定時に作成したソースやタイプを編集および削除するには、「検索フィルターの管理」を参照してください。 - 「終了」をクリックします。
検索クローラーが作成され、保留になっています。24時間以内に、クローラーはドメインのオーナーシップを確認し、指定されたサイトマップを取得して解析します。サイトマップ処理に成功すると、クローラーはページのクロールとコンテンツのインデックス作成を開始します。ドメインの検証中またはサイトマップの処理中にクローラーが失敗した場合、クローラーのオーナーは、問題の解決に役立つトラブルシューティングのヒントを含むメール通知を受け取ります。クローラーは24時間後に再試行します。詳しくは「検索クローラーのトラブルシューティング」を参照してください。メモ:Zendesk/External-Contentは、検索クローラーのユーザーエージェントです。ファイアウォールがリクエストをブロックすることでクローラーが失敗しないようにするには、Zendesk/External-Contentを許可リストに登録します。
- ヘルプセンターのテーマを横串検索用に設定します。
外部コンテンツがヘルプセンター検索の検索結果に表示されるようにするには、横串検索結果に対応したテーマが必要です。それには、最新バージョンのCopenhagenテーマを使うか、古い{{help_center_filters}}と{{filters}}のヘルパーを新しい{{source_filters}}と{{type_filters}}のヘルパーに置き換えてください(「ヘルプセンターのテンプレート言語のレシピ集」を参照)。
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ヘルプセンターの検索結果に含めるコンテンツと除外するコンテンツを選択します。詳しくは「ヘルプセンターの検索結果に外部コンテンツを含める方法」を参照してください。
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必要に応じて、ナレッジベース検索に外部コンテンツが含まれるようにナレッジベース結果を設定します。詳しくは「コンテキストパネルでナレッジベースの設定を行う」を参照してください。