ユーザーがヘルプセンターを検索するときは、ネイティブのヘルプセンター内のすべてのナレッジベース記事とコミュニティ投稿が検索対象となります。さらに、検索ソースを定義して有効にすることで、以下のコンテンツもソースとして検索対象に含めることができます。
- アプリケーション内の他のヘルプセンターの記事とコミュニティ投稿
- 外部ソースのコンテンツ(横串検索が有効な場合)
これらの各検索ソースについて詳しくは、次のセクションを参照してください。
複数のヘルプセンター検索
アカウントに複数のSupportブランドを追加した場合は、各ブランドにそれぞれ独自のナレッジベースを持つ別のヘルプセンターを作成することができます。ヘルプセンターの検索設定を行うことで、ユーザーがアカウント内の複数のヘルプセンターのコンテンツを検索できるようになります。また、選択した各ヘルプセンターのコミュニティのコンテンツを検索対象に含めるか除外するかを選択することもできます。
複数のヘルプセンターのコミュニティ投稿を検索する場合は、各ヘルプセンターの検索設定で、コミュニティを検索ソースとして有効にする必要があります。ヘルプセンターでコミュニティを有効にしていない場合、他のヘルプセンターの検索結果に表示させたいコミュニティ投稿がそのヘルプセンターに含まれていても、それらの投稿は検索結果に表示されません。たとえば、アカウントに2つのブランド(ブランドAとブランドB)があり、ブランドBのヘルプセンターの検索検索にブランドAのコミュニティの検索結果を表示したい場合は、ブランドAとブランドBの両方のコミュニティを有効にする必要があります。ブランドAのコミュニティが有効になっていないと、そのコミュニティの検索結果をブランドBの検索結果に表示することはできません。詳しくは「複数のヘルプセンターをまたぐ検索の有効化」を参照してください。
アカウントの複数のヘルプセンターとコミュニティを検索ソースとして検索対象に含めると、ユーザーが検索クエリを実行したときに、これらのソースのコンテンツもネイティブのヘルプセンターと一緒に検索されます。ユーザーが探している情報を容易に見つけられるように、検索結果ページには、検索結果のコンテンツが適切なソース名でグループ化されます。
以下の例では、「ソース」フィルターで「Zendesk」を選択しているので、検索結果にはZendeskヘルプセンターで見つかったすべてのコンテンツが表示されています。ユーザーは、Zendeskヘルプセンター内の目的の記事を簡単に選択することができます。
複数のヘルプセンターの検索ソースを管理する方法については、「複数のヘルプセンターをまたぐ検索の有効化」を参照してください。
外部コンテンツのソース
ヘルプセンターの横串検索を横串検索APIまたは検索クローラーを使用して設定する際は、ヘルプセンターの検索結果に含める外部コンテンツのソースを定義します。
外部コンテンツのソースを定義したら、ヘルプセンターの検索設定で、これらのソースのうちどのソースをヘルプセンターの検索結果に含めるかを選択することができます。そして、ユーザーが検索クエリを実行すると、ヘルプセンターは外部のコンテンツ、記事、コミュニティの投稿を検索し(そのように設定されている場合)、結果を検索結果ページに表示します。検索結果は、コンテンツのソース(ブログ、Webサイト、学習管理システムなど)ごとにグループ化されます。
以下の例では、「ソース」フィルターによって、Camera Obscuraヘルプセンターのブランドでグループ化された外部コンテンツ、および外部のブログとWebサイトが表示されています。ユーザーは、各グループの中から探している記事を簡単に選択することができます。
外部コンテンツのソースは、横串検索の設定時やクローラーの設定時に作成することができ、いつでもソースの編集や削除を行うことができます。具体的には、検索フィルターを編集して、設定時に定義したソースやタイプの名前を編集したり、ソースやタイプを完全に削除したりすることができます。
外部コンテンツの検索ソースを管理する方法については、「ヘルプセンターの検索結果に外部コンテンツを含める方法」を参照してください。