- Suite GrowthおよびProfessionalで作成できるブランドの数は最大で5個です。
- Suite EnterpriseおよびSuite Enterprise Plusで作成できるブランドの数は最大で300個です。
- Support Enterpriseでは、最大5つのブランドを利用できます。
また、ブランドは、すべてのチケットに設定される値でもあります。エージェントは、チケットに関連付けられたブランドを手動で変更したり、ブランドごとにチケットを検索できます。エージェントが閲覧、検索、アクセスできるのは、ブランドメンバーシップによって定義された自分のブランド内のチケットのみです。管理者はすべてのブランドのすべてのチケットにアクセスできます。
さらに、ブランドは、マクロ、ビュー、トリガ、自動化などのビジネスルールや、Explore およびインサイトのレポーティングでも使用できます。
Zendesk SuiteおよびZendesk Supportのすべてのプランでは、Zendeskアカウントの設定時に1つのブランドがデフォルトで作成されます。従業員サービスSuite Teamプランでも同様です。ただし、従業員サービスSuiteのGrowthプラン以上では、デフォルトで3つのブランドが用意されています。1つは会社全体を代表する「Support」、他の2つはそれぞれHR用とIT用です。プランの種類によっては、さらにブランドを追加できる場合があります。
ブランドの追加と管理を行うには、管理者であることが必要です。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
リソースの一覧については、「複数ブランドに関するリソース」を参照してください。
アカウントでの複数ブランドのしくみについて
アカウントを作成すると、デフォルトでブランドがひとつ作成されます。つまり、追加のブランドを設定しなくても、1個の「アカウントのサブドメイン」とそれに対応する「ブランドのサブドメイン」が1個用意されます。ブランドを追加した場合、アカウントのサブドメインが1個用意される点は同じですが、それだけでなく、自社アカウントのサブドメインに対応する自社ブランドのサブドメイン以外に、「複数のブランドのサブドメイン」が追加されます。
複数のブランドがある場合は、そのうちの1つが常にデフォルトブランドとして指定されます。デフォルトブランドは、デフォルトのヘルプセンターに関連付けられているブランドです。別の特定のブランドが指定されていない場合に適用されます。デフォルトのブランドは、別のブランドがデフォルトに指定されるまで、削除または無効にすることはできません。デフォルトのブランドは、ブランドリストで(デフォルト)として表示されます。
また、エージェントのデフォルトブランドであるエージェントブランド(エージェントルート)を定義することもできます。エージェントブランドとは、エージェントがZendeskにサインインしたときに最初に表示されるブランドです。エージェントブランドは、別のブランドがエージェントルートに指定されるまで、削除または無効にすることはできません。エージェントブランドは、ブランドリストで「(エージェント)」と表示されます。エージェントのブランドは、単一ブランドのプランにダウングレードした場合に保持されるブランドです。詳細については、「エージェントのブランドを変更する」を参照してください。
ブランドはチケットの値です。すべてのチケットにはブランドが設定されます。エージェントが閲覧、検索、アクセスできるのは、ブランドメンバーシップによって定義された自分のブランド内のチケットのみです。管理者はすべてのブランドのすべてのチケットにアクセスできます。エンドユーザーと組織にはブランド値はありません。ユーザーと組織はブランドではなくアカウントに属します。エンドユーザーや組織をブランド別にセグメント化することはできません。エンドユーザーは、各ブランドのヘルプセンターで自身のリクエストにアクセスできます。アカウントの設定によって、エンドユーザーのリクエスト一覧はそのヘルプセンターのブランドに限定される場合と、すべてのブランドのリクエストが表示される場合があります。
多くのチャネルにはブランドの値が設定されます。つまり、ブランドごとに特定のチャネルを使用するよう設定することができます。チャネルには、ヘルプセンター、音声通話、メッセージングWeb Widget、Web Widget(従来版)、X(旧Twitter)、Facebookなどがあります。
複数のブランドを作成する
アカウントにはデフォルトで1つのブランドがありますが、ご使用のプランのタイプに応じて複数のブランドを設定することが可能です。
- Suite GrowthおよびProfessionalで作成できるブランドの数は最大で5個です。
- Suite EnterpriseおよびSuite Enterprise Plusで作成できるブランドの数は最大で300個です。
- Support Enterpriseでは、最大5つのブランドを利用できます。
ブランドは、管理センター内の「ブランド」ページで作成および管理されます。

- 管理センターで、サイドバーの「
アカウント」をクリックし、「ブランドの管理」>「ブランド」を選択します。 - 「ブランドを作成」をクリックします。
今回初めてブランドを追加する場合は、最初に表示される「始めましょう」をクリックしてください。
- 「名前」にブランド名を入力します。
「名前」は入力必須フィールドです。自社の他のブランドで使用されていない、固有の名前を指定してください。このブランド名がカスタマーに表示されます。
- このブランドのヘルプセンター用の「サブドメイン」を入力します。
このサブドメインが、ブランドのヘルプセンターのアドレス(URL)となり、yoursubdomain.zendesk.com/hcの形式で表記されます。また、このブランドのデフォルトのサポートアドレス(support@yoursubdomain.zendesk.com)としても使用されます。
サブドメインは必須入力です。すべてのブランドには独自のサブドメインが必要です。サブドメインに使用できる文字は、A~Zのアルファベット、0~9の数字、ダッシュ(-)の記号のみです。サブドメインを入力すると、そのサブドメインが利用可能か、既に使用されているかを示すメッセージが表示されます。

- (オプション)指定されたロゴエリアにファイルをドラッグするか、ロゴエリア内をクリックしてロゴを追加します。
ロゴファイルは2MB未満のサイズで、PNG、JPG、JPEG、GIFのいずれかのファイル形式であることが必要です。正方形の画像を使用するときれいに表示されます。正方形以外の場合、ロゴの形に歪みが出ます(伸ばされたり縮められたりします)。
- (オプション)ブランド署名を入力します。この署名は、エージェントがそのブランドを担当しているときに、エージェント個人のメール署名に追加されます。エージェント署名の詳細については、「エージェント署名のチケットメール通知への追加」を参照してください。

- (オプション)「ホストマッピング」にサポートサイトの代替URLを入力し、自社のドメイン名のひとつをこのブランド用のヘルプセンターとマッピングします。たとえば、yoursubdomain.zendesk.com/hcの代わりにyoursubdomain.com/hcを使用できます。
ホストマッピングURLを入力すると、自動的にテストされ、そのホストマッピングが使用可能かどうかを示すメッセージが表示されます。
メモ:ブランドのホストマッピングを設定するには、ブランドを追加するたびに更新されたSSL証明書を生成するなど、いくつかの手順が必要です。詳細については、「ホストマッピングを設定したブランド用にSSL証明書を生成する」を参照してください。複数のブランドを追加した後は、ホストマッピングの管理は「設定」>「アカウント」ではなく、「管理」>「ブランド」から行います。
- 「保存」をクリックします。
新しいブランドが作成されました。
- 「アクセスできるユーザー」で、「ブランドのメンバーシップを管理」をクリックし、そのブランドにチームメンバーを追加します。
すべての管理者はブランドに追加され、ブランド内のすべてのチケットにアクセスできます。管理者をブランドから削除することはできません。チームメンバーは、新しいブランドに追加されるまで、そのブランドのチケットを表示、検索、アクセスすることはできません。

ヘルプセンターを追加するか、別のチャネルに関連付けるまで、新しいブランドをエンドユーザーは利用できません(「複数のブランドに対応するためのチャネルの設定」を参照)。
ブランドの管理方法については、「複数のブランドの管理」を参照してください。新しいブランドの使用とサポートを開始するには、以降のセクションで「ブランドを追加した後に行う手順」を参照してください。
ホストマッピングを設定したブランド用にSSL証明書を生成する
ホストマッピングされたブランドを追加する場合、SSL証明書の再生成が必要となります。証明書を再生成しなくても、ホストマッピングは機能しますが、ブランドが保護されません。
SSL証明書の再生成は、ホストマッピングしたブランドを追加するたびに、毎回必ず実行してください。ただし、ホストマッピングされたブランドのひとつひとつに対して証明書を再生成する必要はありません。たとえば、新しいブランドをいちどに3つ追加する場合は、1回だけ証明書を再生成します。その後で、ホストマッピングされたブランドを2つ追加する場合には、SSL証明書をもう1回再生成してください。
証明書リクエストはSAN(SubjectAltName)証明書の形式であることが必要です。この形式の証明書は、SSLで保護された複数のホストマッピングドメインを管理するのに使用されます。各ブランドのサブドメインは、SANとして証明書に記載されます。
ホストマッピングされたブランドを1つ以上追加するときにSSL証明書を再生成するには、「ホストSSLを設定する」を参照してください。
ブランド設定されたヘルプセンターをシステム生成によるアカウントメールから除外する
デフォルトでは、アクティブなヘルプセンターで複数のブランドを使用している場合、アクティブなブランド設定済みヘルプセンターすべてのリストがアカウントメールに含められます。アカウントメールはシステムによって生成されるメールで、エージェントとエンドユーザーにプロフィールに関する通知を送ります。登録確認メール、アカウント確認メール、パスワードリセットメールなどがあります。
アクティブなブランド設定済みヘルプセンターのリストをアカウントメールに含めたくない場合は、除外することができます。
アクティブなブランド設定済みヘルプセンターのリストをエージェントとエンドユーザー宛のアカウントメールから除外するには
- 管理センターで、サイドバーの「
メンバー」をクリックし、「設定」>「エンドユーザー」を選択します。 - 「アカウントメール」セクションで、「アカウントメールに有効なヘルプセンターのリストを含める」の選択を解除します。

- 「タブを保存」をクリックします。
ブランドを追加した後に行う手順:複数のブランドに対応するようにチャネルを設定する
複数のブランドを追加する場合、カスタマーが特定のブランドに対してリクエストを送信できるようになる前に、ヘルプセンターを追加するか、ブランドごとに異なるチャネルに関連付けておく必要があります。
複数ブランド対応のチャネルを設定する際に役立つリソース
メール、ヘルプセンター、音声通話、メッセージングWeb Widget、Web Widget(従来版)といったどのチャネルでもブランドをサポートできます。以下のリソースも参照してください。
ソーシャルメッセージングチャネルおよびサードパーティのメッセージングチャネル(Facebook、Instagram、WeChat、Slackなど)も、複数のブランドをサポートしています。参考になるリソースについては、サードパーティチャネルおよびソーシャルメッセージングチャネルページをご覧ください。
ブランドを追加してチャネルを設定した後の手順
リソースの一覧については、「複数ブランドに関するリソース」を参照してください。