音声通話用Zendesk Talkを使用すると、受信したテキストメッセージに応答したり、アラートを自動化したり、プロアクティブなメッセージを送信したりできます。たとえば、カスタマーからリクエストが届いたときにテキストメッセージで自動応答を送信したり、注意が必要なチケットがある場合にテキストメッセージでエージェントに警告したりできます(例については、Textのレシピを参照)。
テキストメッセージからZendesk Supportのチケットが自動的に作成されるため、ワークフローの自動化やレポーティングの一元化、テキストサポートの詳細なカスタマー履歴などの機能をフルに活用できます。コーディングや追加のソフトウェアを必要としないため、数分で利用を開始できます。
Textメッセージのサポート
- 送信できるメッセージの長さは、標準のテキストメッセージと同じ最大半角160文字までです。
メッセージの長さがこれより長くなると、153文字単位で複数のメッセージに分割されます。たとえば、161文字のメッセージを入力すると、153文字のメッセージと8文字のメッセージとで、計2本のメッセージに分割されます。
- 同じ番号から最大250件のテキストメッセージを同時に送信できます。この数を超えると、メッセージは送信されなくなり、プロバイダーから拒否されたという警告が表示されます。
- Textでは、ショートコードや英数字の送信者IDに対応していません。
- 米国の市内局番でMMSメッセージを受信することはできますが、Textは現時点ではMMSメッセージの送信はサポートしていません。
Textを利用できる国とTextの料金については、「Zendesk Textの電話番号の取得と利用料金」をご覧ください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
Textを設定する
次のトピックを使用して、Textの30日間のトライアル版を設定してください。
Text用の電話番号を選択する
管理センターの「メッセージングとソーシャルチャネル」>「Text」でText用の新しい電話番号を設定します。
Talkで既に使用している電話番号にTextを追加する場合は、「Talkの電話番号をTextで兼用する」を参照してください。
手順の詳細については、「Text用の電話番号を追加、使用する方法」を参照してください。
TextはZendesk Talkの機能の1つであるため、Text用の電話番号を選択すると、Zendesk Talkの無料トライアルが起動されます(Talkをお持ちでない場合)。トライアルには、無料の電話番号と、無料クレジットが1ドル分含まれます。
TalkのTeam、ProfessionalまたはEnterpriseアカウントを持っている場合はどうなりますか
TalkのTeam、Professional、Enterpriseのいずれかのアカウントをお持ちの場合は、現在ご利用中の電話番号など、別の電話番号をTextのトライアル用に選択でき、30日間無料で使用できます(Talkで使用している電話番号を利用することも可能です)。詳しくは、弊社のカスタマーサービスチームにお問い合わせください。
Talk Team、Professional、またはEnterpriseをトライアルで使用している場合は、1ドル分の無料クレジットがTextに適用されます。現在すでに、Talk Team、Professional、Enterpriseを利用している場合は、そのアカウントにTextの使用料金が課されます。
Talk Liteアカウントの場合はどうなりますか。
Talk Liteプランを使用している場合は、Textの利用にあたり、Talk Team、Professional、またはEnterpriseへのアップグレードが必要です。Talkプランへアップグレードする前にTextのトライアルを希望される場合は、弊社のカスタマーサービスチームにまでご連絡ください。
ほかのSMSプロバイダーを利用している場合に、そのプロバイダーの電話番号をTextに使うことはできますか
Talk Team、Professional、またはEnterpriseプランに含まれるTextの購入をすでに決めている場合は、今お使いの電話番号を現行のプロバイダーからText用に移転できます。詳しくはこちらを確認するか、弊社のカスタマーサービスチームにお問い合わせください。
テキストメッセージをテスト送信する
Textの無料トライアルを開始したらまず、Textのトライアル用の新しい電話番号に携帯電話からテストメッセージを送信します。送信したメッセージからZendesk Supportのアカウントにチケットが自動的に作成され、チケットでパブリック返信すると、テキストメッセージが返信されます。
次の例は、Textのチケットの外観と、カスタマーの電話端末に表示されるテキストメッセージを示しています。
メモ:メッセージの受信にユーザー認証を利用するには、テストに使用する携帯電話の番号をエンドユーザープロフィールの「直通番号」として設定します。詳細はこちらを参照してください。
テキストメッセージの送信を自動化する
上記でテキストメッセージの受信と返信を行ったので、次のレベルに進みます。トリガを設定して、メッセージの送信を自動化してみましょう。
以下に、テキストメッセージに標準のメッセージを使用して応答するトリガの例と、そのメッセージがカスタマーの電話端末画面に実際にどのように表示されるかを示します。
Textトリガの作成について詳しくは、「TextのトリガでSMSのサポートを自動化する方法」を参照してください。
次のステップ
無料トライアル期間の30日を経過した場合や、1ドル分の無料クレジットを使い切った場合、ZendeskサブスクリプションにTeam、Professional、またはEnterpriseを追加すれば、引き続きTextを使用できます。
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