Zendesk Talkでは、Webブラウザか電話機のどちらかを使って電話をかけたり受けたりすることができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
コールに対応できるようにブラウザを設定する
コールへの対応を開始する前に、ブラウザベースの通信プロトコルであるWebRTC(Web Real-Time Communication)に対応したWebブラウザ(Google ChromeやFirefoxなど)を使用していることを確認してください。Zendesk TalkはAdobe Flashに対応していません。
ヒント:ネットワークの速度と信頼性、ネットワークセキュリティ、使用するヘッドセットのタイプなどの要因はすべて、Talkコールの品質に影響します。
また、ブラウザを使って電話をかけたり受けたりする場合は、Zendesk Talkを動作させるために、コンピュータのポートを開いたり、ネットワークのファイアウォールを開いたりする必要があります。
詳細については、「Zendesk Talkの使用計画」を参照してください。ブラウザでコールを受けるには
- 上部のツールバーのTalkアイコン()をクリックして、コールコンソールを開きます。
- コールコンソールが開いたら、地球のアイコンをクリックして、「ブラウザ経由」を選択します。
コールを転送できるように電話機を設定する
Webブラウザを使って電話をかけたり受けたりするだけでなく、オフィスや携帯電話など別の電話機にコールを転送することもできます。転送先の電話番号がZendeskアカウントの電話番号と異なる国の場合、転送されたコールは国際電話として扱われます。アカウントで国際電話を有効にしていない場合、この設定は機能しません。アカウントで国際電話を有効にするには、アカウントオーナーからZendeskサポートチームに連絡する必要があります。国際通話には追加料金がかかります。
メモ:コールを別の電話機に転送すると、発信者番号通知には発信者の電話番号ではなく、Zendesk Talkの番号が表示されます。
電話機でコールを受けるには
転送用のアカウントを設定する前に、Talkへのアクセスが許可されていることを確認してください。詳細については、「エージェントにZendesk Talkの権限を付与する方法」を参照してください。
- Zendesk Supportで、コンソールの右上にあるプロフィール写真をクリックし、「プロフィールを表示」をクリックします。
- 「エージェント転送」の横にある「+番号を追加」をクリックします。
- 表示されたパネルで、国を選択して電話番号を入力します。
内線番号を含める必要がある場合は、その番号を内線番号フィールドに入力します。その他にダイヤルしなければならない番号や記号がある場合には、それらも内線番号フィールドに入力します。たとえば、「123」という番号に続いてシャープ記号(#)をダイヤルしなければならない場合は、「123#」と入力します。
メモ:複数のユーザーが同じ転送電話番号を共有する場合は、エージェントごとに異なる内線番号を含める必要があります。 - 「保存」をクリックします。
- コールコンソールが開いたら、地球のアイコンをクリックして、「電話経由」を選択します。
ヒント:Zendesk Supportのモバイルアプリを使用して、Talkエージェントのステータスを設定できます。詳しくは「Zendesk Supportモバイルアプリの概要」を参照してください。
重要:電話機に個人用ボイスメールアカウントがある場合は、Talkの設定で「転送時にエージェントが確認しますか?」を設定してください。この設定では、コールが接続される前にキーを押して、ボイスメールではなく実際に人が応答していると示す必要があります。キーが押されない場合、コールはTalkのボイスメールに転送されます。詳細については、「Zendesk Talkを有効にして一般設定を行う方法」を参照してください。