Zendesk Exploreには、コンテキストパネルのナレッジベースで行われるイベントやチケットのアクティビティを分析できる、ビルトインのダッシュボードが用意されています。ダッシュボードでは、ナレッジベースのアクティビティが関与した解決済みチケット、フラグ付きチケット、エージェントアクティビティなどを特定できます。
ヒント:このダッシュボードを直接編集することはできませんが、Professional以上のプランであれば、ダッシュボードを複製して編集することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
ダッシュボードにアクセスする
Knowledge Captureダッシュボードは、コンテキストパネルのナレッジベースをオンにした場合のみ使用できます。
ダッシュボードにアクセスするには
- Exploreの左側のツールバーのダッシュボードアイコン()をクリックします。
- ダッシュボードのリストで、Zendesk Guideダッシュボードを選択します。
- Zendesk Guideダッシュボードで、「Knowledge Capture」タブをクリックします。
ダッシュボードレポートの概要
「Knowledge Capture」タブには、チケットからリンクされた記事、ナレッジベースを使用して作成された記事、エージェントによるナレッジベースの活用状況などのナレッジベースのアクティビティに関する情報が表示されます。
このダッシュボードの情報は、Exploreのプランに基づいたスケジュールで更新されます。詳しくは「Exploreレポートのデータ更新間隔」を参照してください。
Knowledge Captureダッシュボードのヘッドラインメトリック
このタブには、次のヘッドラインメトリック(KPI)が表示されます。
- Agent engagement:チケット総数に対する、ナレッジベースアクティビティを含むチケットの割合。エージェント名でフィルタリングできません。
- Linked articles per ticket:各チケットに対して、ナレッジベースを使用してリンクされた記事の平均数。エージェント名でフィルタリングできません。
- Linked articles:ナレッジベースを使用してリンクされた記事の総数。
- Flagged articles:既存のチケット内でナレッジベースを使用して更新フラグを付けられた記事の数。チケットをいったん保存しないと、チケット内の記事にフラグは立てられません。
- Created articles:ナレッジベースを使用して作成された記事の数。チケットなしで作成された記事は、このメトリックにはカウントされません。
Knowledge Captureダッシュボードレポート
このタブには、次のレポートが表示されます。
- Knowledge Capture activity by date:選択した日付範囲内で、ナレッジベースを使用してリンクが付けられた記事、フラグを付けられた記事、および作成された記事が表示されます。
- Linked articles by selected attribute (top 10):ナレッジベースを使用してリンクが付けられた記事の件数が表示されます。ブランドや言語で絞り込むことができます。
- Created and flagged articles by selected attribute (top 10):ナレッジベースを使用して作成された記事およびフラグを付けられた記事数が表示されます。ブランドや言語で絞り込むことができます。
- Agent engagement rate by month (12 months):過去12か月間にナレッジベースを使用したエージェントの割合と、そのアプリで作成されたチケットの数を示します。
- Knowledge Capture activity by agent:ナレッジベースを使用してリンクを付けた記事、フラグを付けた記事、または作成した記事の数を示すエージェントのリスト。
- Knowledge Capture activity by article:ナレッジベースを使用してリンクまたはフラグが付けられた記事。