ビューは、特定の条件に基づいてチケットをグループ分けする方法です。自分のビューリストにアクセスし、任意のビューを開いて、そのビューに関連付けられているチケットを表示できます。ビューリストには、最大100個のアクティブな標準ビューとチーム共有ビュー、および最大10個の個人ビューが含まれます。
管理者と権限のあるエージェントは、共有ビューをカテゴリで分けて整理し、チームの組織を反映したフォルダ構造を作成することで、チーム全体の業務状況を効率よく監視することができます。管理者と権限のあるエージェントは、個人ビューもカテゴリで分けて整理することで、長大になったビューリスト内を素早く移動できるようになります。
ビューのカテゴリ化について
管理センターの「ビュー」ページで、ビューのカテゴリとサブカテゴリを作成します。ビューのカテゴリとサブカテゴリを作成すると、Zendeskエージェントワークスペースの「ビュー」パネルにフォルダ構造が作成されます。これらのフォルダを展開したり折りたたんだりすることで、目的のビューにアクセスしやすくなります。
ビューは、エージェントワークスペースの「共有ビュー」フォルダおよび「個人ビュー」フォルダの下に、最大3階層まで仕訳けできます。
カテゴリについて
カテゴリを作成する場合は、ビューのタイトルフィールドの入力にダブルコロン(::)を使用します。
Tier 2::Returns
上図の例では、ダブルコロンの前のテキストがカテゴリ名で、ダブルコロンの後のテキストがビューのタイトルです。エージェントワークスペースでは、ビュー(この場合、Returns)は、カテゴリフォルダ(Tier 2)内にネストされます。
- Tier 2::Refunds
- Tier 2::Sales
- Tier 2::Recently solved
エージェントワークスペースでは、Recently solved、Refunds、Returns、およびSalesの各ビューはすべて、カテゴリフォルダTier 2の下にネストされます。カテゴリ名の右側には、カテゴリ内のチケット総数が表示されます。
サブカテゴリについて
カテゴリと同様に、ビューのタイトルにダブルコロン(::) 構文を使用することで、ビューのサブカテゴリを作成できます。サブカテゴリはビューの第3レベルのフォルダ階層であるため、ビューのタイトルにダブルコロンを2回使用します。例:
Tier 2::Tier 2 - Escalated::Urgent
この例では、最初のダブルコロンの後のテキスト(Tier 2 - Escalated)がサブカテゴリ名であり、2番目のダブルコロンの後のテキスト(Urgent)がビュー名です。エージェントワークスペースでは、ビューは、カテゴリフォルダ(Tier 2)にネストされたサブカテゴリフォルダにネストされます。
- Tier 2::Tier 2 - Escalated::Pending
- Tier 2::Tier 2 - Escalated::Hold
エージェントワークスペースでは、サブカテゴリTier 2 - Escalatedは、Tier 2のカテゴリフォルダ内にネストされています。サブカテゴリTier 2 - Escalatedのビュー(Urgent、Pending、Hold)は、サブカテゴリフォルダの下にネストされています。サブカテゴリ名の右側には、サブカテゴリのチケットの総数が表示されます。
ビューのカテゴリとサブカテゴリを作成する
管理者と権限のあるエージェントは、共有ビューと個人ビューのカテゴリとサブカテゴリを作成できます。
ビューのカテゴリを作成するには
- 管理センターで、サイドバーの「 ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「ビュー」を選択します。
-
新しいトリガをビューするか、既存のビューを編集します。
または、ビューを複製することもできます。
- ビューのタイトルフィールドで、以下のいずれかを実行します。
- カテゴリを作成するには、カテゴリ名、ダブルコロン(::)、ビュー名の順に入力します。例:Tier 2::Returns。
- サブカテゴリを作成するには、カテゴリ名、ダブルコロン(::)、サブカテゴリ名、ダブルコロン(::)、ビュー名の順に入力します。例:Tier 2::Tier 2 - Escalated::Urgent。
- 必要に応じて、ビューのアクセス権、条件、グループ化を設定します(「ビューの作成」を参照)。
- 「保存」をクリックします。
作成したカテゴリやサブカテゴリに、さらにビューを追加することができます。カテゴリ名とサブカテゴリ名(つまり、ダブルコロンの前のテキスト)は正確に一致させる必要があります。詳しくは「ビューのカテゴリ化について」を参照してください。