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ハードウェアとソフトウェアの資産を管理するために、IT資産タイプとカスタムフィールドを作成して設定します。階層構造を使用することで、フィールドの継承を効率化できます。資産の所在地を追跡し、CSVファイルを使用して資産データを一括インポートします。この設定により、エージェントはエージェントワークスペースで資産レコードとやりとりできるようになり、効率的な資産管理ができ、サポート業務が強化されます。

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IT資産とは、ITチームが長期にわたり、調達から割り当て、更新、廃棄までを管理するハードウェアやソフトウェアです。管理者は資産タイプを作成して設定し、既存の資産データをZendeskに一括インポートできます。インポートした資産データは、エージェントがエージェントワークスペースで操作できるようになります。

この記事では、以下のトピックについて説明します。
  • 資産とその仕組みについて
  • 資産タイプを作成する
  • カスタム資産フィールドを作成し、資産タイプに追加する
  • 資産の所在地を作成して使用する
  • 資産データを一括インポートする
関連記事:
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  • チケットワークフローでの資産の使用(EAP)

資産とその仕組みについて

資産とは、調達、割り当て、保守、廃棄といったライフサイクル管理の対象となる、物理的またはデジタルのリソースです。ITチームにおける資産タイプには、ノートパソコンやモニターなどのハードウェアのほか、ソフトウェアライセンスが含まれます。

Zendeskで資産を管理するには、まず管理者が資産タイプを定義する必要があります。資産タイプは、Zendesk内ではオブジェクトとして扱われます。資産タイプの定義は、標準フィールドと、このタイプの資産に保存するデータを記述するカスタムフィールドで構成されます。フィールドには、テキストフィールドやドロップダウンフィールドのほか、Zendeskアカウント内の他のオブジェクトとの関係を定義するルックアップリレーションフィールドなどがあります。

資産タイプが階層構造で設計されているのは、多くの資産タイプで同じフィールドを何度も作成する手間を省くためです。この階層構造により、親資産タイプのフィールドを子資産タイプに継承させることができます。たとえば、Zendeskには「ハードウェア」の資産タイプが事前定義されており、その子資産タイプとして「モバイル」、「デスクトップ」、「ノートブック」の3種類が用意されています。これらの子資産タイプのレコードには、ハードウェアのすべてのフィールドが自動的に適用されます。

資産タイプを作成してフィールドを設定した後、管理者はデータインポーターを使用して資産データを一括インポートでき、エージェントはZendesk Supportで資産レコードを表示し、管理することができます。

資産タイプを作成する

管理者は、「資産」ページで資産タイプを作成し、管理することができます。資産タイプは、最大で50個作成できます。

資産タイプを作成するには
  1. 管理センターで、サイドバーの「 IT資産」をクリックし、「資産」>「タイプ」を選択します。
  2. 「タイプを作成」をクリックします。
  3. 「名前」に資産タイプの一意の名前を入力します。
  4. 必要に応じて、「親タイプ」を選択します。

    資産タイプは、最大3階層までネストできます。そのため、選択後に3階層を超えることになる資産タイプは、親として選択できません。

    メモ:新しい資産タイプは親タイプのフィールドを自動的に継承し、「資産タイプ」ページで親資産タイプの下にネストされます。
  5. 「作成」をクリックします。

カスタム資産フィールドを作成し、資産タイプに追加する

資産フィールドとは、資産タイプのスキーマのことであり、標準およびカスタムの資産フィールド、ならびに親資産タイプから継承されたフィールドによって定義されます。これらのフィールドは保存する資産タイプのプロパティを表し、エージェントが資産を作成および管理する際に使用されます。

標準資産フィールドについて

以下の標準資産フィールドはZendeskによって事前定義されています。これらのフィールドはすべての資産に適用され、編集することも削除することもできません。

フィールド名 フィールドタイプ
資産タグ テキスト
資産タイプ ルックアップリレーションシップ
所在地 ルックアップリレーションシップ
メーカー テキスト
モデル テキスト
メモ 複数行
組織 ルックアップリレーションシップ
購入費用 小数
購入日 日付
シリアル番号 テキスト
ステータス ルックアップリレーションシップ

(有効な値:利用可能、使用中、行方不明、保留中、廃品、修理中)

ユーザー ルックアップリレーションシップ
ベンダー テキスト
保証期限 日付

カスタム資産フィールドの作成

資産タイプの作成を完了するには、カスタム資産フィールドを設定する必要があります。カスタム資産フィールドは、すべての資産タイプに適用することも、特定の資産タイプのみに適用することもできます。

資産フィールドは、標準フィールドとカスタムフィールドを合わせて、最大100個作成できます。

カスタム資産フィールドを作成するには
  1. 管理センターで、サイドバーの「 IT資産」をクリックし、「資産」>「フィールド」を選択します。

    または、個々の資産タイプを表示している際に、「フィールド」タブをクリックし、次に「フィールドを追加」をクリックします。

  2. 「フィールドを作成」をクリックします。
  3. フィールドタイプを選択し、一意の「表示名」を入力します。
  4. 「フィールドキー」の値が正しく指定されていることを確認します。

    フィールドキーはAPIがフィールドを参照するために必要です。フィールドの名前を入力すると、フィールドキーが自動的に入力されます。名前とキーを変更したい場合は、フィールドキーを編集する必要があります。

    メモ:カスタムオブジェクトフィールドを作成した後に、フィールドキーを変更することはできません。
  5. (オプション)「説明」にフィールドの説明を入力します。
  6. (オプション)このフィールドを持つ資産レコードを追加または更新する際に、このフィールドに値を入力する必要がある場合は「必須」を選択します。
  7. このフィールドが適用される「資産タイプ」を選択します。
    • すべてのタイプに追加する:すべての資産タイプに適用されます。フィールドリストの「資産タイプ」列では「すべて」と表示されています。
    • 選択したタイプに追加する:選択した資産タイプのみに適用されます。

      資産タイプを表示中にフィールドの作成を開始すると「選択したタイプに追加する」の設定とその資産タイプが自動的に選択されますが、必要に応じて変更することができます。

  8. フィールドの他のプロパティを設定します。

    オプションはフィールドタイプによって異なります。

  9. 「保存」をクリックします。

資産の所在地を作成して使用する

物理資産の所在地を追跡することは重要です。所在地は資産のルックアップリレーションフィールドとして参照されるため、資産レコードで資産の所在地を確認し、管理することができます。

資産の所在地は、最大10,000個まで作成できます。

所在地を作成するには
  1. 管理センターで、サイドバーの「 IT資産」をクリックし、「資産」>「所在地」を選択します。
  2. 「所在地を作成する」をクリックします。
  3. 一意の所在地の名前を入力します。
  4. 「作成」をクリックします。

資産データを一括インポートする

資産タイプを作成しフィールドを追加したら、資産を1つずつ追加するのではなく、資産データを一括でインポートできます。これを行うには、CSV(カンマ区切り値)ファイルをアップロードします。資産データをインポートするには管理者権限が必要です。

資産データを一括インポートするには
  1. フォーマット要件に準拠したCSVファイルを作成します。
  2. 管理センターで、サイドバーの「 オブジェクトとルール」をクリックし、「ツール」>「データインポーター」を選択します。
  3. 「インポート」をクリックします。
  4. 「保存先のターゲット」で、「資産」を選択します。
  5. 「インポートタイプ」で、次のいずれかを選択します。
    • 作成のみ:新規の資産レコードのみが作成されます。CSVファイル内の既存のレコードに関するデータは無視されます。
    • 更新のみ:CSVファイル内の既存の資産レコードのデータを更新します。新しいレコードに関するデータはすべて無視されます。
    • レコードの作成および更新:新しい資産レコードを作成し、CSVファイル内の既存の資産レコードのデータを更新します。
  6. 「ファイルのアップロード」で、ファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックしてアップロードし、ファイルブラウザからCSVファイルを選択します。

    選択したファイルを変更する必要がある場合は、ファイル名の横にある削除アイコン()をクリックします。

  7. 「次へ」をクリックします。
  8. 「フィールドのマッピング」リストを確認します。
    • フィールドマッピングが正しければ、「次へ」をクリックします。
    • フィールドマッピングが正しくない場合は、「戻る」をクリックします。フォーマット要件に準拠するようにCSVファイルを編集し、ファイルを再アップロードします。
  9. 確認ダイアログでインポートの詳細の概要を確認し、「インポートを開始する」をクリックします。

    インポートが開始された後は、インポートされた変更を元に戻すことはできません。インポートのステータスを確認するには、インポート履歴を確認してください。

CSVファイルのフォーマット

資産データをインポートするためのCSVファイルを作成する際は、以下の点に留意してください。
  • このファイルは、適切なCSV形式であること、UTF-8エンコーディングを使用して保存されていることが必要です。
  • CSVファイルの最初の行はヘッダー行です。
  • ヘッダー行には、名前、資産タイプ、ステータス、および external_id の列を含める必要があります。ヘッダー行のその他のフィールド名は、すべて資産タイプのフィールドキーと完全に一致させる必要があります。
  • 各行には、資産タイプのすべての必須フィールドに対して有効な値が含まれている必要があります。有効な値が含まれていない場合、資産レコードは作成できません。
    メモ:資産タイプ、ステータス、所在地の値は大文字と小文字を区別します。CSVファイルとZendesk内の資産タイプ、ステータス、所在地の名前の大文字と小文字が一致してない場合、資産レコードの作成または更新に失敗する可能性があります。

    所在地の値(大文字と小文字の区別を含め)が認識されない場合、その名前の新しい所在地が作成されます。

  • 1GBのデータサイズ、または10,000行のデータ行を超えるCSVファイルは、インポートできません。さらに、各行のサイズは32KBを超えることはできません。
  • インポートCSVファイルに含める列は、最大で100列です。
  • CSVファイル内に同じレコードを複数回含めないでください。インポートに失敗する可能性があります。
  • CSVファイルに表示された順序で資産レコードが作成または更新される保証はありません。
  • ドロップダウンフィールドの値をインポートするには、カスタムドロップダウンフィールドのfield_keyを列見出しとして使用し、ユーザー向けの表示値ではなくオプションタグを指定します。
  • ルックアップリレーションフィールドの値をインポートするには、カスタムルックアップリレーションフィールドのfield_keyを列見出しとして使用し、レコードのIDまたは外部IDのいずれかを指定します。レコードのIDを使用する場合は、値を指定します。外部IDを使用する場合は、external_id:valueというフォーマットを使用します。この”value”は関連レコードの外部IDの値に置き換えられます。
    メモ:インポート時にユーザーに資産を割り当てる場合、ユーザーのIDまたは外部IDの代わりに、ユーザーのメールアドレスを指定できます。資産は、既存のZendeskユーザーにのみ紐付けられます。
  • 外部システムプロパティと参照IDプロパティは、ペアで使用するか、あるいは全く使用しないかの、どちらかにする必要があります。これらのプロパティの値を組み合わせて使用することで、Zendesk内の資産を、JamfやMicrosoft Intuneなどの外部システムのレコードに関連付けることができます。
  • データをインポートしないフィールドがある場合は、そのフィールドをヘッダー行に含めないでください。
  • notes欄または複数行のカスタムフィールドに改行を追加するには、Alt + Enterキーを押すか(Windowsの場合)、Ctrl + Option + Returnキーを押します(macOSの場合)。
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