現在のプランを確認
Suite Team、Growth、Professional、EnterpriseまたはEnterprise Plus
Support Team、ProfessionalまたはEnterprise

ビューを使用して、一度に多数のチケットを更新できます。たとえば、ビューで複数のチケットを選択して自分に割り当てるだけで、自分自身を複数のチケットの担当者に設定することができます。また、選択したチケットを削除したり、統合したり、スパムとして登録することもできます。別のページに移動しても、チケットは選択されたままになります。

この記事では、次のトピックについて説明します。

  • チケットを一括で更新する
  • チケットを一括で削除する
  • チケットを一括で統合する
  • チケットを一括でスパムとして登録する

チケットを一括で更新する

一度に最大100件のチケットを更新できます。終了したチケットを一括で更新することはできません。チケットのステータス、フィールド、件名、コメントなど、チケット間で共通するプロパティの大半は、一括で更新することができます。

デフォルトのX(旧Twitter)アカウントを指定するとチケットの一括更新にどのような影響があるかについては、「X(旧Twitter)チャネルの設定」で「これをデフォルトのアカウントにする」設定の説明をお読みください。

ビュー内の複数のチケットを更新するには

  1. いずれかのビューを開き、更新するチケットを選択します。

    更新するチケットをひとつずつ選択するか、またはビューの左上にあるチェックボックスを選択してリスト全体を選択することもできます。

    ビューで1つまたは複数のチケットを選択すると、リストの下にツールバーが表示されます。

  2. 「編集」をクリックします。
  3. 「チケットを編集」では、選択したすべてのチケットのチケットプロパティを更新し、コメントを追加することができます。

    手作業で行う場合は、キーボード操作でツールバーのメニュー項目を選択します。コメントを送信する前に、書式を適用することもできます。

    また、「マクロを適用」メニューからマクロを選択して、すべてのチケットにマクロを適用することも可能です。チケットのコメントに添付ファイルを含むマクロを適用した場合、添付ファイルは一括更新の対象にはなりません。

    チケットの件名に動的コンテンツやプレースホルダを使用するマクロを適用してチケットを一括更新した場合、更新されたチケットの件名は、カッコで囲まれた動的コンテンツやプレースホルダのままで保存されます。たとえば、件名に 2023年3月2日 ではなく、{{ticket.created.at}} と表示されます。また、マクロを使用してチケットを一括更新すると、動的コンテンツがテキスト入力欄で正しくレンダリングされません。

    大部分のアクティブなチケットフィールド(システムフィールド、カスタムチケットフィールド、カスタムチケットステータスおよび条件設定チケットフィールドなど)は、選択したチケットに適用されているチケットフォームに関係なく、一括更新時に「チケットを編集」ダイアログボックスに表示されます。ただし、一括更新ではCC、フォロワー、@メンションをサポートしていません。

    たとえば、一括更新画面から誰かを@メンションしようとしても、コメント内のテキストはプレーンテキストのままで、その人はチケットにCCされません。また、一括更新画面にはCCやフォロワーに表示されるフィールドはありません。また、CCを追加するアクションが含まれるマクロを、一括更新画面から適用することはできません。マクロをこの方法で適用した場合、CCは追加されません。

  4. 「送信」をクリックしてチケットに対する変更を保存します。

チケットの一括更新(編集、削除、統合、スパムとして登録)を行った場合、そのイベントはWebサービス(API)更新として記録されます。以下の例を参照してください。「チケット:更新経由」条件に基づくトリガがある場合は、このことを考慮するようにしてください。

チケットを一括で削除する

ビューで複数のチケットを選択し、一括で削除することができます。個々のチケットの削除については、「チケットの削除」を参照してください。

削除されたチケットは「削除済みチケット」ビューに移動します。このビューで、削除済みチケットを復元したり、完全に削除したりできます。削除されたチケットは、30日後に完全に削除され「削除済チケット」ビューからも削除されます。終了したチケットを一括で削除することはできません。詳細については、「チケットの削除」を参照してください。

メモ:管理者は、チケットを削除できるようにエージェントの設定を行う必要があります。詳しくは「エージェントによるチケットの削除の有効化」を参照してください。

ビュー内の複数のチケットを削除するには

  1. いずれかのビューを開き、削除するチケットを選択します。

    削除するチケットをひとつずつ選択するか、またはビューの左上にあるチェックボックスを選択してリスト全体を選択することができます。

  2. リストの下部にあるツールバーから「削除」を選択します。

  3. メッセージが表示されたら、「OK」をクリックしてチケットを削除することを確定し、「削除済チケット」ビューに移動します。

チケットを一括で統合する

ビューで複数のチケットを選択し、それらのチケットを別のチケットに統合することもできます。1つのチケットを別のチケットに統合する方法については、「チケットの統合」で説明しています。

統合するチケットが正しいかどうか必ず確認してください。チケットの統合は確定的な操作です。チケットの統合を取り消したり、元に戻したりすることはできません。共有されているチケットや既に終了したチケットは、別のチケットと統合できません。

ビュー内の複数のチケットを別のチケットに統合するには
  1. いずれかのビューを開き、統合するチケットを選択します。

    統合するチケットをひとつずつ選択するか、またはビューの左上にあるチェックボックスを選択してリスト全体を選択することもできます。

  2. リストの下部にあるツールバーから「統合」を選択します。

    ヒント: チケットの統合を開始する前に、統合先となるチケットのチケット番号を控えておいてください。

  3. 「チケットを統合」ダイアログで、選択したチケットの統合先となるチケットのチケット番号を入力し、「統合」をクリックします。または、最近表示したチケットを選択することもできます。

    チケットを別の組織やブランド、またはリクエスタに属するチケットに統合しようとすると、メッセージが表示されます。

  4. チケットを統合することで機密情報を意図せず共有することにならないか、よく確認してから「統合を続行」をクリックしてください。

  5. 統合してよいかどうか確認を求めるメッセージが表示されたら、統合の内容を確認して「確認して統合」をクリックします。統合をキャンセルする場合は、「キャンセル」をクリックします。

    統合するチケットが正しいかどうか必ず確認してください。チケットの統合は確定的な操作です。チケットの統合を取り消したり、元に戻したりすることはできません。

チケットを一括でスパムとして登録する

ビューで複数のチケットを選択してスパムとして登録し、リクエスタの利用を一時的に停止することができます。個々のチケットをスパムとして登録する方法については、「チケットをスパムとして登録し、そのリクエスタを一時停止状態にする方法」を参照してください。

スパム登録されたチケットは削除済チケットビューに移動し、同時にそのチケットのリクエスタの利用が一時停止されます。一時停止にしたユーザーについて、管理者は必要に応じて一時停止を解除できます。

メモ:管理者は、チケットを削除できるようにエージェントの設定を行う必要があります。詳しくは「エージェントによるチケットの削除の有効化」を参照してください。

ビューで複数のチケットをスパムとして登録し、そのリクエスタを一時停止状態にするには

  1. いずれかのビューを開き、スパム登録するチケットを選択します。

    スパムとして登録するチケットをひとつずつ選択するか、またはビューの左上にあるチェックボックスを選択してリスト全体を選択することもできます。

  2. リストの下部にあるツールバーから「スパムとして登録」を選択します。

  3. 削除してよいかどうか確認を求めるメッセージが表示されたら、「スパムとして登録」をクリックします。

    スパムとして登録されたチケットが、「削除済チケット」ビューに移動します。

Powered by Zendesk