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エージェントがエージェントCopilotのツールの「類似のチケット」機能を使うと、現在作業中のチケットと類似した問題のチケットが一覧で表示されます。似たような問題がどのように解決されたかを見ることで、エージェントはより効率的にチケットを解決することができます。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
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類似のチケットについて
類似のチケットでは、生成AIを使って、エージェントが現在対応中のチケットと似たチケットを探します。類似のチケットがエージェントワークスペースに表示されます。
類似のチケットとみなされるには、以下の条件を満たす必要があります。
- 同一のブランドであること。
- 解決済みまたは終了のステータスであること。
- 共通するキーワードが相当数あること。
上記の条件が満たされない場合には
- エージェントワークスペースの検索バーに「類似のチケット」のヘッダーが表示されません。
- 「インテリジェンス」の「類似チケット」ペインのヘッダーには0が表示され、リストにチケットは表示されません。
さらに、類似チケットの関連性を高めるために、システムは以下の追加要素を考慮します。
- 目的照合:ベースとなるチケットの目的との一致度が高い類似チケット候補は、スコアが上がります。この仕組みは、チケットの背後にある「理由」(たとえば、返金リクエスト)との整合性を重視します。
- エンティティ照合:ベースとなるチケットとエンティティが一致する類似チケット候補は、スコアが上がります。この仕組みは、チケットの「対象物」(たとえば、iPhone 15)との整合性を重視します。
- 時間経過による優先度の低下:古いチケットよりも最近の類似チケットを優先することで、推奨内容が最新かつ関連性の高いものになります。
たとえば、あるユーザーが現在のサブスクリプションを上位プラン(「Premium」と呼ばれる)にアップグレードするためにチケットを開いたとします。一致度の高い目的である「サブスクリションのアップグレード」と定義済みのエンティティ「Premium」があれば、エージェントは同じ目的とエンティティを共有する類似チケットに素早くアクセスすることができます。この仕組みは、過去のアップグレードプロセスを理解し、他のユーザーに提供された条件を確認し、ユーザーをスムーズに移行させることができます。
類似のチケット機能は、オンラインチャット、Zendeskネイティブのメッセージング、ソーシャルメッセージングおよび音声通話以外のチャネルで作成されたチケットをサポートしています。さらに、この機能はこちらに記載されている言語で動作します。
類似のチケットのオン/オフを切り替える
管理者は、管理センターで類似のチケット機能のオン/オフを切り替えることができます。デフォルトでは、この機能はオンになっています。
類似チケットのオン/オフを切り替えるには
-
管理センターで、サイドバーの「
ワークスペース」をクリックし、「エージェントツール」>「エージェントCopilot」を選択します。
- この機能を表示させるかどうかに応じて、「提案」セクションにある「類似チケットを表示」を選択または選択解除します。
- 「保存」をクリックします。
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