時間の経過とともに、Zendesk Supportアカウントには大量のデータが蓄積されていきます。これらのデータは、さまざまな理由でお客様にとって重要なものです。そのため、プランによって制限は異なりますが、Supportをご利用のすべてのお客様はチケットのデータやファイルを保存できます。これらの制限は、Zendeskサービスの信頼性と使いやすさを確保するために設けられています。ほとんどのSupportのお客様は、ストレージを上限まで使い切ることはありません。
ストレージの上限に達した場合、または達すると予想される場合は、データを削除して容量を確保することができます。Teamプランを除き、追加のストレージを購入することで、ストレージの上限値を引き上げることができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
デフォルトのストレージ制限
ストレージは以下の2つの部分で構成されています。
- チケットデータストレージ:Support内のすべてのストレージオブジェクトの合計サイズ。
- ファイルストレージ:Support内のストレージオブジェクトに添付されているすべてのファイルの合計サイズ。
デフォルトのストレージ制限は以下のとおりです。
プラン | データストレージ | ファイルストレージ |
---|---|---|
Support Team
Suite Team |
エージェント1人あたり50 MB | エージェント1人あたり2 GB |
Support Professional
Suite GrowthおよびProfessional |
エージェント1人あたり100 MB | エージェント1人あたり5 GB |
Support Enterprise
Suite EnterpriseおよびEnterprise Plus |
エージェント1人あたり200 MB | エージェント1人あたり10 GB |
Zendeskの基本ストレージ使用量の計算方法
Zendesk Supportアカウントの各チケットは、複数のデータストレージオブジェクトで構成されています。たとえば、チケットはメタデータで構成されており、チケットに含まれる内容に応じて、添付ファイルやイベント、タグなどのさまざまなデータストレージオブジェクトが追加されます。
ストレージの使用状況の監視(EAP)
アカウントのストレージ使用状況を監視するために、Zendeskはストレージの使用状況ダッシュボードを提供しています。このダッシュボードを使用して、現在の使用状況を確認し、ストレージの上限と比較することができます。
ストレージの使用状況を監視するには
- 管理センターで、サイドバーの「
ホーム」をクリックします。
管理センターのホームページにストレージ使用状況の概要が表示されます。
概要には、現在のチケットデータストレージとファイルストレージの使用状況が表示され、比較できるように残りのストレージ量も表示されます。ストレージの上限を超えている場合は、概要に警告マーク(!)が表示されます。
- ストレージの使用状況の詳細を表示するには、「詳細を表示」をクリックします。
また、以下の手順に従ってストレージの使用状況の詳細を表示することもできます。
- 管理センターで、サイドバーにある「
アカウント」をクリックし、「使用状況の確認」>「ストレージ」を選択します。
詳細なストレージダッシュボードには、チケットデータストレージのグラフとファイルストレージのグラフとともに、使用状況の概要が表示されます。
使用状況の確認ダッシュボードは、常に最新の使用状況を確認できるように、24時間ごとに更新されます。グラフは、ストレージの上限と比較した使用量を時系列で表示します。グラフの線は、ストレージの80%を超えて使用するまで青色で表示されます。80%を超えると、線がオレンジに変わります。ストレージの上限を超えると、線が赤に変わります。
各データポイントにマウスカーソルを合わせると、より詳細な情報が表示されます。また、ドロップダウンメニューを使用して、時間枠や時間単位を変えてグラフを表示することもできます。
時間枠オプションには次のものがあります。
- 過去7日間
- 過去30日間
- 過去90日間
- 過去365日間
- カスタム範囲
時間単位(粒度)オプションには次のものがあります。
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 四半期
- 管理センターで、サイドバーにある「
ストレージに関する通知
ストレージの上限に近付くと(ストレージの80%以上を使用すると)、製品内に警告メッセージが表示されます。以下はその例です。
ストレージの上限を超えると、製品内にエラーメッセージが表示されます。以下はその例です。
ストレージ容量を増やすには、次のいずれかを行います。
- データを削除して容量を確保する。
- ストレージの上限を引き上げる。ストレージの上限を引き上げるには、アカウントオーナーまたは請求管理者であることが必要です。
データを削除して容量を確保する
ストレージの上限に達した場合、Supportアカウントからデータを削除して容量を確保するためにできることがいくつかあります。
ストレージ容量の上限を引き上げる
プラン | データストレージ | ファイルストレージ |
---|---|---|
Suite Growth以上 | 500 MB | 25 GB |
Support Professional以上 | 500 MB | 25 GB |
次のような場合には、ストレージの上限値を引き上げてください。
- 会社の規模が拡大している。今後数か月の間に成長が加速し、チケットのボリュームが増えることが予想されています。
- これまでも、他の企業よりも多くのストレージを必要としていた。
- 非常に多くのカスタマーサービスデータを作成するユースケースがある。
より多くのストレージをお求めの場合は、サクセスマネージャーまたはZendeskの営業チームまでお問い合わせください。
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