ワークフォースマネジメント(WFM)の監査ログには、お客様のアカウントにおけるさまざまな変更が記録されます。Zendeskの監査ログと同様に、これらの変更の記録を保存し、変更履歴の全記録を表示することも、日付範囲を指定して表示する記録を絞ることもできます。権限のある管理者は、WFM監査ログで自動化の更新や透けスケジュール変更などの変更を確認することができます。
WFM監査ログの変更について
監査ログは、変更のタイプを記録し、各ログエントリの詳細情報を提供します。監査ログを使用すると、アカウントで発生した変更を適切に理解できます。監査ログは、何が変更されたのか、誰が変更したのか、いつ変更されたのかなど、日々の疑問を解決するのに役立ちます。
管理者は、アカウント内でユーザーが行った変更を追跡することができます。たとえば、エージェントがいつシフト交換をリクエストしたか、いつ休暇のリクエストが承認または拒否されたかを確認できます。
WFM監査ログに記録される変更
WFM監査ログは、次の領域へのユーザーによる変更を記録します。
領域 | アクティビティのタイプ |
アカウント設定 |
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自動化 |
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インテグレーション |
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組織の構造 このエリアは、チームに対する変更のみを記録します。 |
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ロールと権限 |
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スケジュール |
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シフト交換管理 |
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休暇管理 |
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ユーザー管理 |
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一般タスク |
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WFM監査ログのエントリ
監査ログの各エントリには、以下の情報が含まれます。
列 | 説明 |
時間 | イベントの発生日時 |
領域 | イベントの影響を受けた領域 |
アイテム | アクターによって変更された対象 |
アクティビティタイプ | イベントのアクションタイプ(作成、削除、エクスポート、更新) |
アクター | イベントを発生させたユーザー |
アクティビティ | イベントに関する詳細 |
WFM監査ログのタイムスタンプは、各ユーザーのタイムゾーン設定に基づいています。ナビゲーションバーの右上にあるタイムゾーンピッカーアイコン()をクリックし、タイムゾーンに合わせてタイムスタンプを適宜調整します。
WFM監査ログを確認する
WFMの監査ログは、WFMの管理メニューからアクセスできます。このメニューから、ログを時間順に並べ替えたり、日付範囲を選択したり、リストをフィルタリングして検索したりできます。
WFM監査ログを確認するには
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Zendesk WFMで、ナビゲーションバーにある管理アイコン(
)にカーソルを合わせます。
- 「監査ログを表示」を選択します。
WFM監査ログのフィルタリングと検索を行なう
WFMの監査ログにアクセスしても、すべての情報が表示されるとは限りません。たとえば、変更された日時は記録されていても、何が変更されたのかは不明だったり、変更者はわかっても、変更のタイミングが記録されていない場合があります。監査ログには大量のイベントが含まれていることがあるため、フィルターや検索オプションを活用すると、目的の情報をより簡単に見つけることができます。
WFM監査ログのフィルタリングと検索を行なうには
- Zendesk WFMで、ナビゲーションバーにある管理アイコン(
)にカーソルを合わせます。
- 「監査ログを表示」を選択します。
- 次のいずれかの操作を選択して実行します。
- 「時間」列をクリックして、エントリを日付で並べ替えます。
- 日付ピッカーをクリックして、特定の日付または日付範囲を選択します。生成する監査ログの日付範囲に特に制限はありません。ただし、1年を超えるとパフォーマンスに問題が生じるおそれがあります。
- 領域またはアクティビティタイプでフィルタリングするには、「フィルター」をクリックします。
- 各領域またはアクティビティタイプのチェックボックスを選択します。
- 特定のユーザーが行なった変更を検索するには、「アクター」列をクリックし、そのユーザーの名前を入力します。